ただ、よくよく見てみたら、哲平も悪くない顔立ちをしてるな……とか。
いやむしろ相当なイケメンだよね、とか。
あれだけ毎日ガーディアンのイケメンたちに囲まれて生きているのに、改めてでもそう思うあたり、さすが三年のマスターコースだけはある。
「あぁ、そや。お嬢さんに頼みがある」
ふと思い出したように、哲平が口を開いた。
「……ねぇ、そのお嬢さんっていうのやめない? あたしこう見えても17だし、お嬢さんなんて呼ばれる歳じゃないんだけど」
「俺にとっちゃ十分お嬢さんやで。なんせここじゃ生徒の成人高年齢組の爺ちゃんやからな」
「爺ちゃんって……」
たしかに、あたしより4つ歳上ではあるけれど。
その物言いに呆れ果てて、「はぁ〜……」と深いため息がこぼれた。



