ガーディアンズッ☆彡



いや、ちょっと待って……?


あたしはふと思いとどまる。


そもそも、9つもあるはずの星が何故なくなるのだろう。


なくすってこと?


いや、最初から大事なものだとわかっているのに、そう簡単には失くさないだろう。


他の可能性を考えながら、あたしは嫌な予感を覚える。


いちばん非現実的ながら……それでも浮かんできてしまった可能性は、ここが有栖川学園である限りどうしても否定できない。


……いやいや、まさかね!


一度は否定してみる。だけど、その可能性は捨てきれなかった。


それどころか考えれば考えるほど、確率はあがり信憑性は増してくる。


いや、まさか。


本当にまさかだけど〝奪う〟って意味のなくなるじゃ……ないよね?


戦闘性生活。


その言葉が、示すものは────。



「もう勘づいてるやつもいるだろうが、有栖川学園はサバイバル同然。……ようは食うか食われるかの世界」



先生はそこで一度言葉を切り、意味深に瞼を伏せる。


ゴクリと喉を鳴らす生徒たちにむかって、すでに支離滅裂な学園生活のスタートを切って落とすように、にやりと口角をあげた。



「スターを自分以外の生徒から奪い、自らの肥として生きていく……それが有栖川戦闘性カリキュラムだ」



生徒たちが一層ざわつく。


なかには抗議の声をあげるものもいて、完全に入学式の雰囲気が掻き消えた。


いいや、気持ちも分からなくもない。


分からなくもないけれど、声をあげるにはまだ、早すぎる。