ガーディアンズッ☆彡



「やりすぎはお前だよ、恭也。アホめ」


「こうでもしなきゃ、今頃あのチビスケぶっ飛ばされてただろうが」



先ほどから全く動いていないユキちゃんは、少しも動じずに肩をすくめる。


ふん、と鼻を鳴らして、恭也がこちらを振り返った。



「……おー、柚。今のけっこー良い動きだったんじゃねぇの。よくもまあここからそこまでガキ抱えたまま跳べるな」


「でっしょー? まあ僕の素早さと跳躍力は別格だから、これぐらいどうってことないんだけど。恭ちゃんもさすが荒いよねー」


「いやそれ褒めてねーだろ」



けらけらと笑う柚くんと、いつもより若干素直な恭也。


辺りは騒然としているのに、ふたりはいつも通りの雰囲気で、あたしは日向を、そしてユキちゃんを交互に見つめる。



「またそんな顔してるな」



その視線に気づいたのか、ユキちゃんはふっと目元を緩めて、こちらへ近づいてきた。


目の前で立ち止まると、あたしと日向の頭をぽんぽんと優しく撫でて笑った。