ガーディアンズッ☆彡



「じゃあマスターコースは毎年ひとり出るか出ないかだって聞いたんですけど、その辺は?」


「……いや、それに関しては少々大げさかもしれないな。俺の感覚上、確実にひとりは出るように選考されてるから」



へえ、そうなんだ。


ということはつまり、試験の招待状を送る時点で、ある程度は誰がどこのコースに入るのか想定されているのかもしれない。


そうじゃなきゃ、毎年確実にマスターコース並の生徒を出すのは無理な話だ。


マスターコースなんて、天才の中の天才のためにあるようなものなのだから。



「毎年、マスターコースへ入る人数はまちまちだが……歴代の記録では、マスターコースの同期生は最大で3人だったはずだ」



先生は腕を組んで、難しいことを考えるような素振りを見せる。



「3人?」



さすがマスターコース……少ないな。


でも今年の第20期生は全部合わせても40人弱だし、もともと少ない人数の中でなら妥当なのかもしれない。



「────まぁ、あくまで歴代、だがな」


「え?」



含みのある言い方にあたしは首をかしげる。



「歴代ってことは、今年は違うの?」



聞き返したあたしには反応せず、先生はマイクに向かって「結論から言おう」と緊迫感のある声を落とした。



「今年のマスターコースの生徒は、ここにいる姫咲を含め、6人だ」



生徒たちにどよめきが走った。


これにはさすがのあたしも驚かずにはいられない。