「……てか、そんなんじゃなくてさ」
特にアンクレットに興味を示していない様子の恭也が、ぶっきらぼうに口を開いた。
「明日から俺らはどうすりゃいいんだよ」
「あ、そうだよね。カリキュラム適応されてから具体的にどうしたらいいのかなって、あたしも思ってた」
取り締まれ、なんて言われても──ね?
曖昧すぎるんだ。説明とか、諸々。
「マニュアル読み込んだって、実際立ち回るとなったら話が違うでしょ。規約違反を見つけたら、ババーンと違反書貼っつけて置けばいいって訳でもあるまいし」
「いや、それでいい」
「え?」
例えで言ったのに肯定されて面食らう。



