【愛斗】
「はぁ……。やっと部活終わった」
部活が終わって、僕は家の近くの坂を登っていた。
休憩したあとの部活に僕は身が入らなかった。
理由は奏佑の言葉だ。
「お前の行動次第で変わることだってある」
僕は足を止めて深く溜め息をついた。
奏佑の言っていることはちゃんと分かっている。
だけど、僕は……。
「帰ったら、雪菜の様子でも見に行こうかな……」
僕は考えるのをやめた。
考えたところで僕の気持ちは変わらない。
きっと……。
「あ、雪菜の家に行くってなったら、愛羅付いて来るかな?」
今日母さんも父さんも家に居ない、居るのは愛羅だけ。
「あいつ連れてくの嫌だなぁ……」
小さい頃は女の子みたいな顔立ちで可愛かったのに、今じゃ生意気すぎて困る。
もしかしてちょっと早い反抗期なのかな?
特に僕に対しての……。
「愛羅には、一葵の家にでも行くと言っておこう」
僕は再び溜め息をついて歩き出す。
『なんだ。溜め息なんかついて』
「ソレイユ?」
家の扉の前でソレイユと会った。
「今帰ってきたの?」
『あぁ』
たしか、今日は一葵の家で妖精会議を開いてたんだっけ?
でも、なんか疲れてるように見える。
「話し合いの結果何か分かった?」
『いや、もう会議じゃなかった』
「や、やっぱり?」
なんとなく想像がつくけど……。
僕は何も聞かないことを選んだ。
『……でも、あいつに会えた』
「あいつ?」
あいつって誰だろ?
『雪菜の妖精のシアンだ』
「雪菜の妖精?!」
雪菜の妖精が出てきたって事は、雪菜は大丈夫なのかな?
「とりあえず、荷物置いたら雪菜の家に行こう!」
『そうだな』
慌てて家の中に入った時、二階から笑い声が聞こえた。
「誰か遊びに来てるのかな?」
珍しいなぁ、愛羅が友達連れてくるなんて。
今までそんなこと一度もなかったのに。
『愛斗、靴見ろ』
「え?」
下を見下ろすと、そこには見覚えのある靴があった。
それを見た僕は、急いで愛羅の部屋に向かった。
「愛羅!」
勢いよく部屋の扉を開けると、予想通り部屋の中に雪菜の姿を見つけた。
「雪菜!」
「愛斗、おかえり」
「う、うん……」
可愛い笑顔で『おかえり』って言われた。
「はぁ……。やっと部活終わった」
部活が終わって、僕は家の近くの坂を登っていた。
休憩したあとの部活に僕は身が入らなかった。
理由は奏佑の言葉だ。
「お前の行動次第で変わることだってある」
僕は足を止めて深く溜め息をついた。
奏佑の言っていることはちゃんと分かっている。
だけど、僕は……。
「帰ったら、雪菜の様子でも見に行こうかな……」
僕は考えるのをやめた。
考えたところで僕の気持ちは変わらない。
きっと……。
「あ、雪菜の家に行くってなったら、愛羅付いて来るかな?」
今日母さんも父さんも家に居ない、居るのは愛羅だけ。
「あいつ連れてくの嫌だなぁ……」
小さい頃は女の子みたいな顔立ちで可愛かったのに、今じゃ生意気すぎて困る。
もしかしてちょっと早い反抗期なのかな?
特に僕に対しての……。
「愛羅には、一葵の家にでも行くと言っておこう」
僕は再び溜め息をついて歩き出す。
『なんだ。溜め息なんかついて』
「ソレイユ?」
家の扉の前でソレイユと会った。
「今帰ってきたの?」
『あぁ』
たしか、今日は一葵の家で妖精会議を開いてたんだっけ?
でも、なんか疲れてるように見える。
「話し合いの結果何か分かった?」
『いや、もう会議じゃなかった』
「や、やっぱり?」
なんとなく想像がつくけど……。
僕は何も聞かないことを選んだ。
『……でも、あいつに会えた』
「あいつ?」
あいつって誰だろ?
『雪菜の妖精のシアンだ』
「雪菜の妖精?!」
雪菜の妖精が出てきたって事は、雪菜は大丈夫なのかな?
「とりあえず、荷物置いたら雪菜の家に行こう!」
『そうだな』
慌てて家の中に入った時、二階から笑い声が聞こえた。
「誰か遊びに来てるのかな?」
珍しいなぁ、愛羅が友達連れてくるなんて。
今までそんなこと一度もなかったのに。
『愛斗、靴見ろ』
「え?」
下を見下ろすと、そこには見覚えのある靴があった。
それを見た僕は、急いで愛羅の部屋に向かった。
「愛羅!」
勢いよく部屋の扉を開けると、予想通り部屋の中に雪菜の姿を見つけた。
「雪菜!」
「愛斗、おかえり」
「う、うん……」
可愛い笑顔で『おかえり』って言われた。



