【雪菜】
「お邪魔します」
「いいよ、そんなに遠慮しなくても」
だって久しぶりだし……。
そんな私と違って、愛羅君は凄く嬉しそうだ。
「俺の部屋に先に行っててよ。覚えてるよね?」
「うん、愛斗の隣の部屋だよね?」
「そう。分かってるならいいや」
愛羅君は奥の部屋へと行ってしまった。
私は、階段を登り愛斗の部屋の前で足を止める。
「懐かしいなぁ……」
昔はよく愛斗の部屋で遊んだっけ。
「何してんの雪菜?」
「へ?」
「俺の部屋隣だけど?」
「ご、ごめん考え事してた!」
「ふーん……」
び、びっくりした。
全然気が付かなかった。
愛羅君に案内された私は、愛羅君の部屋の中を見て驚く。
「こ、これは……」
びっくりしたというのは、愛羅君の部屋の中がアイドルのグッズでほとんど埋まっていたからだ。
二年前は普通の部屋だったはずだけど。
たったの二年でここまで変わるとは……。
「そこに座って」
「う、うん」
私は、近くにあった椅子に座る。
「このアイドルって?」
とっさに聞いてしまった……。
実はあまりアイドルとか知らないんだよね。
嫌いとかじゃなくて、興味が持てないというか……。
「COSMOS(コスモス)だよ。雪菜だってCOSMOSくらい知ってるよね?」
な、なんかその言葉からして、知ってて当然みたいな気持ちが伝わってくる。
それは気のせいだろうか……?
でも、COSMOSの名前は聞いたことある。
「し、知ってるよ……、詳しくは知らないけど……」
思わずそう答えてしまう。
「え!そうなの?!」
愛羅君の顔が近くなる。
「もしかして、COSMOSのファンなの?」
そういえば、ポスターの所々にCOSMOSと書いてある。
「そうだよ!俺は、涼介さんが一番いいんだけど、クールな阿修羅さんも好きなんだ」
り、涼介さん?阿修羅さん?
だめだ、全然分かんない。
「そ、そうなんだ」
それしか今の私には言えなかった。
「俺さ、将来音楽関係の仕事に就きたいんだ」
「え、もう将来のこと考えてるの?」
「もちろん」
凄いなぁ……。
まだ小学生なのに、私より先に将来のこと考えてる。
それに、夢も見つけてる。
「雪菜は、何か夢とかある?」
「え?」
愛羅君の言葉に、私は言葉を詰まらせた。
私の夢ってなんだろう?
深く考えたことがなかった。
その前に、私に夢なんてあったっけ?
『やめとけよ愛羅』
「え?!」
「リズム?」
すると愛羅君の隣に一人の妖精が姿を現す
「よ、妖精?!」
「リズムが見えるの?」
「う、うん……」
リズムと呼ばれた妖精は、ヘッドホンを付けていて軽く私を睨みつけていた。
「お邪魔します」
「いいよ、そんなに遠慮しなくても」
だって久しぶりだし……。
そんな私と違って、愛羅君は凄く嬉しそうだ。
「俺の部屋に先に行っててよ。覚えてるよね?」
「うん、愛斗の隣の部屋だよね?」
「そう。分かってるならいいや」
愛羅君は奥の部屋へと行ってしまった。
私は、階段を登り愛斗の部屋の前で足を止める。
「懐かしいなぁ……」
昔はよく愛斗の部屋で遊んだっけ。
「何してんの雪菜?」
「へ?」
「俺の部屋隣だけど?」
「ご、ごめん考え事してた!」
「ふーん……」
び、びっくりした。
全然気が付かなかった。
愛羅君に案内された私は、愛羅君の部屋の中を見て驚く。
「こ、これは……」
びっくりしたというのは、愛羅君の部屋の中がアイドルのグッズでほとんど埋まっていたからだ。
二年前は普通の部屋だったはずだけど。
たったの二年でここまで変わるとは……。
「そこに座って」
「う、うん」
私は、近くにあった椅子に座る。
「このアイドルって?」
とっさに聞いてしまった……。
実はあまりアイドルとか知らないんだよね。
嫌いとかじゃなくて、興味が持てないというか……。
「COSMOS(コスモス)だよ。雪菜だってCOSMOSくらい知ってるよね?」
な、なんかその言葉からして、知ってて当然みたいな気持ちが伝わってくる。
それは気のせいだろうか……?
でも、COSMOSの名前は聞いたことある。
「し、知ってるよ……、詳しくは知らないけど……」
思わずそう答えてしまう。
「え!そうなの?!」
愛羅君の顔が近くなる。
「もしかして、COSMOSのファンなの?」
そういえば、ポスターの所々にCOSMOSと書いてある。
「そうだよ!俺は、涼介さんが一番いいんだけど、クールな阿修羅さんも好きなんだ」
り、涼介さん?阿修羅さん?
だめだ、全然分かんない。
「そ、そうなんだ」
それしか今の私には言えなかった。
「俺さ、将来音楽関係の仕事に就きたいんだ」
「え、もう将来のこと考えてるの?」
「もちろん」
凄いなぁ……。
まだ小学生なのに、私より先に将来のこと考えてる。
それに、夢も見つけてる。
「雪菜は、何か夢とかある?」
「え?」
愛羅君の言葉に、私は言葉を詰まらせた。
私の夢ってなんだろう?
深く考えたことがなかった。
その前に、私に夢なんてあったっけ?
『やめとけよ愛羅』
「え?!」
「リズム?」
すると愛羅君の隣に一人の妖精が姿を現す
「よ、妖精?!」
「リズムが見えるの?」
「う、うん……」
リズムと呼ばれた妖精は、ヘッドホンを付けていて軽く私を睨みつけていた。



