『本当のこと話したらどうかな?』
『っ!』
私たちは、一人の妖精の気配に気が付かなかった。
顔は見えないように白い布が垂らされており、全身は黄色い服で包まれている。
そして、服には見覚えのない模様が刻まれており、頭には帽子を被っていて、帽子の尖って両サイドからは、揺ら揺らとダイヤが揺れていた。
『あなたは、リヤン……!』
『久しぶり……、このーー』
リヤンと呼ばれた妖精は、ぐっとヴィーナスに顔を近づけると言う。
『この、妖精殺し』
『っ!』
“妖精殺し”と聞いた私たちは驚く。
ヴィーナスが妖精殺しって、どういうこと?
『……やっぱり、あなたは私の記憶までも改ざんしたのですね』
『そうだよ。じゃなかったら、私が消えることが出来ないから』
『いったい、どういうことなの?』
『……話せば長くなるよ?』
「俺は、構わない。ヴィーナスから話しを聞かないと、この先闘っていけないからな」
私たちは、ヴィーナスに目を向けた。
ヴィーナスは、話すのを迷っているのか、拳に力を込めている。
「ヴィーナス。親としての情があるなら、そんなもの今すぐ捨てろ」
『……っ。分かりました。全てお話します。どうして、アクがあんなふうになってしまったのか……』
まさか、アクがあんなことをするようになった出来事があるの?!
『アクは、本当はあんなことが出来るような子ではありませんでした。ですが、私がそうさせてしまった』
『……いったい、なぜ?』
『……この妖精界は、二人の妖精によって成り立っていたのです』
『二人の妖精?』
『それは、有無の妖精です』
有無の妖精と聞いた私たちは、リヤンに目を向けた。
『有無の妖精は、双子の妖精として、常に一緒にいました』
『でも、初めての双子の妖精は、フレイとフレイアのはずじゃ……』
『それは、この事実を隠すため。そうでしょ?』
リヤンの言葉に、ヴィーナスはゆっくりと頷いた。
『っ!』
私たちは、一人の妖精の気配に気が付かなかった。
顔は見えないように白い布が垂らされており、全身は黄色い服で包まれている。
そして、服には見覚えのない模様が刻まれており、頭には帽子を被っていて、帽子の尖って両サイドからは、揺ら揺らとダイヤが揺れていた。
『あなたは、リヤン……!』
『久しぶり……、このーー』
リヤンと呼ばれた妖精は、ぐっとヴィーナスに顔を近づけると言う。
『この、妖精殺し』
『っ!』
“妖精殺し”と聞いた私たちは驚く。
ヴィーナスが妖精殺しって、どういうこと?
『……やっぱり、あなたは私の記憶までも改ざんしたのですね』
『そうだよ。じゃなかったら、私が消えることが出来ないから』
『いったい、どういうことなの?』
『……話せば長くなるよ?』
「俺は、構わない。ヴィーナスから話しを聞かないと、この先闘っていけないからな」
私たちは、ヴィーナスに目を向けた。
ヴィーナスは、話すのを迷っているのか、拳に力を込めている。
「ヴィーナス。親としての情があるなら、そんなもの今すぐ捨てろ」
『……っ。分かりました。全てお話します。どうして、アクがあんなふうになってしまったのか……』
まさか、アクがあんなことをするようになった出来事があるの?!
『アクは、本当はあんなことが出来るような子ではありませんでした。ですが、私がそうさせてしまった』
『……いったい、なぜ?』
『……この妖精界は、二人の妖精によって成り立っていたのです』
『二人の妖精?』
『それは、有無の妖精です』
有無の妖精と聞いた私たちは、リヤンに目を向けた。
『有無の妖精は、双子の妖精として、常に一緒にいました』
『でも、初めての双子の妖精は、フレイとフレイアのはずじゃ……』
『それは、この事実を隠すため。そうでしょ?』
リヤンの言葉に、ヴィーナスはゆっくりと頷いた。



