あの時、私の体から均衡の鍵が抜かれた時、私は何かを失った感覚に襲われた。
でも、今はこうして普通に動けているから、特に心配ないと思う。
それに、オルドも大丈夫だと言っていたし。
『なら良いけど』
『心配してくれてありがとう。ハヤテ』
『お、おう……』
『はぁ……、話がまとまったところで、今後の話だが』
アカツキが持っていた本を開いた時、勢いよく部屋の扉が開けられた。
私たちは、一斉にそちらへと目を向けた。
すると、そこにはヴィーナスをギロリと睨みつける奇跡が立っていた。
『どうした奇跡。怖い顔をして』
「悪いオルド。今後の話は、ヴィーナスの話を聞いてからしてくれ」
奇跡はずかずかと歩いてくると、ヴィーナスを見下ろす。
「ヴィーナス、あんたに聞きたいことがある。アクのことと、リヤンについて、それと“有の妖精”について」
『っ!』
有の妖精の言葉を聞いたヴィーナスは、驚いて目を丸くした。
『どうして、あなたがその子のことを……』
「そんなの、過去の記録を見れば分かることだ」
『過去の記録?』
奇跡の言葉に、アカツキとオルド、それにヴィーナス以外の私たちは首をかしげた。
でも、今はこうして普通に動けているから、特に心配ないと思う。
それに、オルドも大丈夫だと言っていたし。
『なら良いけど』
『心配してくれてありがとう。ハヤテ』
『お、おう……』
『はぁ……、話がまとまったところで、今後の話だが』
アカツキが持っていた本を開いた時、勢いよく部屋の扉が開けられた。
私たちは、一斉にそちらへと目を向けた。
すると、そこにはヴィーナスをギロリと睨みつける奇跡が立っていた。
『どうした奇跡。怖い顔をして』
「悪いオルド。今後の話は、ヴィーナスの話を聞いてからしてくれ」
奇跡はずかずかと歩いてくると、ヴィーナスを見下ろす。
「ヴィーナス、あんたに聞きたいことがある。アクのことと、リヤンについて、それと“有の妖精”について」
『っ!』
有の妖精の言葉を聞いたヴィーナスは、驚いて目を丸くした。
『どうして、あなたがその子のことを……』
「そんなの、過去の記録を見れば分かることだ」
『過去の記録?』
奇跡の言葉に、アカツキとオルド、それにヴィーナス以外の私たちは首をかしげた。



