【ルル】
『えっと、これはどういう状況なの?』
『何って、そんなの決まっている』
『ハヤテの言う通りだ。この件は、白黒はっきりさせないといけない』
今、オルドの部屋にいる私の目の前では、ハヤテとグリードが睨み合ってる。
なぜ二人が睨み合っているかと言うと、それは数日前に遡る。
あの日、シアンたちによって助けられた私は、ヴィーナスから第2のヴィーナスのことについての話を聞いた。
『ごめんなさい、ルル。ずっと黙っていて』
『いえ……』
ヴィーナスに頭を下げられた時、正直どう反応すればよかったのか、今でも分からない。
私は別に怒っているわけでも、ヴィーナスを憎んでいるわけでもなかったから。
『でも、どうして私が第2のヴィーナスなんですか?』
『それは、あなたが私と同じ力を秘めているからです』
『ヴィーナスと同じ力を?』
『お前は、望美の妖精として、また第2のヴィーナスとして生まれてくるはずだった。だが、お前は不安定なままで生まれてしまった』
確かに、あの時私は不安定な存在のまま、望美の前に姿を現した。
だって、望美から絵を描くことの楽しさを失わせたくなかったから。
私は、望美の中で必死にもがいて、無理矢理外へと飛び出した。
『えっと、これはどういう状況なの?』
『何って、そんなの決まっている』
『ハヤテの言う通りだ。この件は、白黒はっきりさせないといけない』
今、オルドの部屋にいる私の目の前では、ハヤテとグリードが睨み合ってる。
なぜ二人が睨み合っているかと言うと、それは数日前に遡る。
あの日、シアンたちによって助けられた私は、ヴィーナスから第2のヴィーナスのことについての話を聞いた。
『ごめんなさい、ルル。ずっと黙っていて』
『いえ……』
ヴィーナスに頭を下げられた時、正直どう反応すればよかったのか、今でも分からない。
私は別に怒っているわけでも、ヴィーナスを憎んでいるわけでもなかったから。
『でも、どうして私が第2のヴィーナスなんですか?』
『それは、あなたが私と同じ力を秘めているからです』
『ヴィーナスと同じ力を?』
『お前は、望美の妖精として、また第2のヴィーナスとして生まれてくるはずだった。だが、お前は不安定なままで生まれてしまった』
確かに、あの時私は不安定な存在のまま、望美の前に姿を現した。
だって、望美から絵を描くことの楽しさを失わせたくなかったから。
私は、望美の中で必死にもがいて、無理矢理外へと飛び出した。



