『よそ見しながら考え事をするなんて、随分と余裕があるんだな』
『どうやったらあなたを倒せるか、考えていたところよ!」
私は、アジュールを白色へと変色させる。
すると、ラースの掴んでいたロートが少しずつ氷り付いていく。
『やっぱり、その精霊剣は色を変えるごとに能力も変わるんだね』
『そうよ。早く私から離れないと氷漬けにされるわよ』
ラースは自分の手首に視線を落とすと、ロートから手を放しソレイユの足首に絡まっていた鞭を解く。
ソレイユは立ち上がり、ロートを回収すると私の傍に来る。
『大丈夫かシアン?』
『大丈夫だよ。ソレイユは?』
『俺も平気だ』
私たちは、ラースの方へと目を向けた。
ラースは視線を下に向けている。
『何で、あいつの為なんかに……』
『……ラース?』
ラースは、更に瞳の輝きを増させると鞭に炎をまとわせる。
もし、本当のことをラースが知ったのならこの無駄な闘いを終わらせることが出来るんじゃないの?
そうなれば、ラースだってアクの本当の狙いに気づくはず。
『聞いてラース、エンヴィーとプライドはーー』
『黙れ!』
炎をまとった鞭が、私たちのところへ向かって来る。
私とソレイユは後ろへと飛び鞭を避ける。
『シアン。今のあいつに話をするのは無理だ』
『でも……』
『今のラースは、憤怒の妖精としての本来の力を発揮しているんだ。今は、どうやったらルルを助け出すことが出来るのか考えるんだ』
『……』
本当にこれでいいの?
本当にこのまま闘いを続けていいの?
『どうやったらあなたを倒せるか、考えていたところよ!」
私は、アジュールを白色へと変色させる。
すると、ラースの掴んでいたロートが少しずつ氷り付いていく。
『やっぱり、その精霊剣は色を変えるごとに能力も変わるんだね』
『そうよ。早く私から離れないと氷漬けにされるわよ』
ラースは自分の手首に視線を落とすと、ロートから手を放しソレイユの足首に絡まっていた鞭を解く。
ソレイユは立ち上がり、ロートを回収すると私の傍に来る。
『大丈夫かシアン?』
『大丈夫だよ。ソレイユは?』
『俺も平気だ』
私たちは、ラースの方へと目を向けた。
ラースは視線を下に向けている。
『何で、あいつの為なんかに……』
『……ラース?』
ラースは、更に瞳の輝きを増させると鞭に炎をまとわせる。
もし、本当のことをラースが知ったのならこの無駄な闘いを終わらせることが出来るんじゃないの?
そうなれば、ラースだってアクの本当の狙いに気づくはず。
『聞いてラース、エンヴィーとプライドはーー』
『黙れ!』
炎をまとった鞭が、私たちのところへ向かって来る。
私とソレイユは後ろへと飛び鞭を避ける。
『シアン。今のあいつに話をするのは無理だ』
『でも……』
『今のラースは、憤怒の妖精としての本来の力を発揮しているんだ。今は、どうやったらルルを助け出すことが出来るのか考えるんだ』
『……』
本当にこれでいいの?
本当にこのまま闘いを続けていいの?



