fairy3 空の物語 上

『ごめんね。ちょっと不安になっちゃって』

『不安がることなんて何もない』

ソレイユは、私の顔を覗き込むと優しく唇を落とす。

『お前には、俺や奇跡たちが居る』

『分かってるよ。みんなが一緒に闘ってくれるから私も一人じゃない』

『あぁ』

ソレイユは優しく微笑む。

そんなソレイユの表情に私は釘付けになった。

『あ、あのねソレイユ……』

『なんだ?』

『この闘いが終わったら、ソレイユに言いたいことがあるの』

『言いたいこと?』

首を傾げるソレイユを、私は頬を赤く染めて見上げる。

『とても、大事なことだから』

私の顔を見て何かを悟ったソレイユも、頬を赤く染めて私を見つめる。

『分かった。待ってるよ。お前の言葉を聞くために、必ず生きて戻る』

『うん。約束だよ……?』

私たちは、もう一度軽いキスを交わした。

この闘いが終われば、私は消えてしまうかもしれない。

でも、この気持を伝えづにはいられない。

消える前にちゃんとソレイユに伝えたい。

『私はあなたが好きです』

とーー