fairy3 空の物語 上

『これで分かっただろクレール』

『えぇ……。認めたくはないけど』

クレールは、拳に力を込めると奇跡を睨みつけていた。

『それじゃあ、これから作戦を決行する』

アカツキの言葉で、私たちはそれぞれリンクをする。

「ねぇシアン」

『なに?雪菜』

「リヤンの姿は見た?」

『……見てないよ』

「そっか……」

私は、あの日以来からリヤンの姿を見ていない。

私の中に居るのか、それとも何処かで私たちの様子を伺っているのか……。

そんなことを考えていた時、私たちの目の前に二つの扉が現れる。

『任務開始だ』