『今は、あいつの為に闘わないといけない。俺たち兄弟姉妹が幸せに暮らせる世界を作るためにも』
『そんな世界が来たところで、今の私は幸せになんかなれない』
私は、その場に膝から崩れ落ちる。
『エンヴィーとプライド、二人がいない世界など……。私はいらない』
『ラース……』
『ラース、今はまだ耐えろ。二人の為にも、俺たち兄弟姉妹の為にもこれ以上犠牲を出すな』
『……』
グリードの言葉に、私はゆっくりと頷いた。
『それでこそ、長女だ』
グリードは、スロウスに向き直ると言う。
『スロウス、ラストとグラトニーを呼んできてくれ』
『何かあるのか?』
『“鍵”を作る段階に入る』
その言葉で察したのか、スロウスは頷くと部屋から出て行った。
『どうやら、地下の牢屋からアカツキが脱走したそうだ』
『アカツキが?』
『きっと、今頃オルドたちのところに戻って、俺たちの目的やルルのことを報告しているだろう。そしてアクは決断した』
グリードは窓の外を見つめた。
『あいつらを倒し、シアンを手に入れ世界を壊すと』
『……そうか』
『そんな世界が来たところで、今の私は幸せになんかなれない』
私は、その場に膝から崩れ落ちる。
『エンヴィーとプライド、二人がいない世界など……。私はいらない』
『ラース……』
『ラース、今はまだ耐えろ。二人の為にも、俺たち兄弟姉妹の為にもこれ以上犠牲を出すな』
『……』
グリードの言葉に、私はゆっくりと頷いた。
『それでこそ、長女だ』
グリードは、スロウスに向き直ると言う。
『スロウス、ラストとグラトニーを呼んできてくれ』
『何かあるのか?』
『“鍵”を作る段階に入る』
その言葉で察したのか、スロウスは頷くと部屋から出て行った。
『どうやら、地下の牢屋からアカツキが脱走したそうだ』
『アカツキが?』
『きっと、今頃オルドたちのところに戻って、俺たちの目的やルルのことを報告しているだろう。そしてアクは決断した』
グリードは窓の外を見つめた。
『あいつらを倒し、シアンを手に入れ世界を壊すと』
『……そうか』



