「だ、誰?!」
「紹介するわね雪菜。この子は、お母さんの友達の子の小日向奇跡君」
「どうも」
「えっ、奇跡って……」
俺は雪菜をちらっと見た後、望美に向き直った。
「ちょうど今遊びに来ててね、今話していたところなのよ」
「そ、そうなんだ」
雪菜は、扉の近くに荷物を下ろし直すと望美の隣の椅子に座った。
そしてシアンは、雪菜の肩の上に座ると、疑わしげに俺とシンクを見てくる。
「は、初めまして、小早川雪菜です」
「小日向奇跡です。よろしく」
改めて名前を名乗った時、望美がくすくすと笑っていた。
どうやら、姉弟どうしで挨拶している風景がおかしくて笑っているようだ。
「ねぇ奇跡君」
「奇跡で構わない。敬語もいらない。堅苦しい」
「そ、そっか」
一応、今は同い年だからな。
「じゃあ、お母さんは奥の部屋で仕事の続きしてくるからね」
「えっ!」
「後は若い二人で、ごゆっくりとどうぞ」
望美はわざとらしくそう言うと、奥の部屋へと消えていった。
「……」
「……」
沈黙が部屋の中を漂う。
俺は、そんなことは気にせず紅茶を飲み続けた。
「紹介するわね雪菜。この子は、お母さんの友達の子の小日向奇跡君」
「どうも」
「えっ、奇跡って……」
俺は雪菜をちらっと見た後、望美に向き直った。
「ちょうど今遊びに来ててね、今話していたところなのよ」
「そ、そうなんだ」
雪菜は、扉の近くに荷物を下ろし直すと望美の隣の椅子に座った。
そしてシアンは、雪菜の肩の上に座ると、疑わしげに俺とシンクを見てくる。
「は、初めまして、小早川雪菜です」
「小日向奇跡です。よろしく」
改めて名前を名乗った時、望美がくすくすと笑っていた。
どうやら、姉弟どうしで挨拶している風景がおかしくて笑っているようだ。
「ねぇ奇跡君」
「奇跡で構わない。敬語もいらない。堅苦しい」
「そ、そっか」
一応、今は同い年だからな。
「じゃあ、お母さんは奥の部屋で仕事の続きしてくるからね」
「えっ!」
「後は若い二人で、ごゆっくりとどうぞ」
望美はわざとらしくそう言うと、奥の部屋へと消えていった。
「……」
「……」
沈黙が部屋の中を漂う。
俺は、そんなことは気にせず紅茶を飲み続けた。



