「そうなんだ。未来と一緒に帰っている時、目の前を二匹の蝶が舞っていて、追いかけてきたらここに辿り着いたんだ」
「一葵と沙羅もそうなの?」
一葵は、面倒くさそうに頷く。
「まぁな、俺は黄緑の蝶だった」
「私は黄色の蝶だよ」
そんな何色もの蝶が、一斉に現れるものなの?
やっぱり偶然?
それとも……。
『揃ったか?』
『うーん、全員はいないわね』
『一人だけだろ?』
『こちらも、まだ一人足りないがな』
すると、私たちの周りで男女の声が響いた。
「な、なに?!」
未来は、怯えて奏佑の腕に自分の腕をまわす。
「大丈夫だよ、未来」
『怯えなくてもいい』
「誰だお前らは!」
一葵の言葉で辺りは一度静まり返った時、私たちの目の前に六色の光が現れる。
「な、なに?」
愛斗は、私の前に出て背後に庇うように立ってくれた。
『安心しろ、お前たちに危害を加えるつもりはない』
「どういうこと?」
その六色の光の中からは、小さな姿をした子たちが出てきた。
「な、なんだお前ら……」
一葵は驚いて一歩後ずさる。
もちろん私たちもだ。
『俺たちは、“妖精”だ』
六人の妖精?たちの中の一人が、前にでて私たちにそう告げる。
その男の子は、赤を基調とした着物を着ていて、さらに肩には着物を羽織っていた。
髪の色は、さっき追いかけてきた赤紫の蝶と同じ色で、右目は髪で隠れていた。
「僕たちのことが怖くないの?」
恐る恐る愛斗がその妖精に聞いてみる。
『怖くなんかない、俺たちはお前たちを知っているからな』
「私たちを?」
『俺たちは、お前たちの心だ』
その言葉が鎖を解く鍵だったのか、私たちの中で記憶が流れ始めた。
「な、んだこれ?!」
愛斗たちみんなは、頭を抱える。
「みんな?!」
だけど、私はなんともなかった。
でも記憶は私の中で流れた。
だけど、みんなと違って苦痛は感じなかった。
なんで私だけ?
「一葵と沙羅もそうなの?」
一葵は、面倒くさそうに頷く。
「まぁな、俺は黄緑の蝶だった」
「私は黄色の蝶だよ」
そんな何色もの蝶が、一斉に現れるものなの?
やっぱり偶然?
それとも……。
『揃ったか?』
『うーん、全員はいないわね』
『一人だけだろ?』
『こちらも、まだ一人足りないがな』
すると、私たちの周りで男女の声が響いた。
「な、なに?!」
未来は、怯えて奏佑の腕に自分の腕をまわす。
「大丈夫だよ、未来」
『怯えなくてもいい』
「誰だお前らは!」
一葵の言葉で辺りは一度静まり返った時、私たちの目の前に六色の光が現れる。
「な、なに?」
愛斗は、私の前に出て背後に庇うように立ってくれた。
『安心しろ、お前たちに危害を加えるつもりはない』
「どういうこと?」
その六色の光の中からは、小さな姿をした子たちが出てきた。
「な、なんだお前ら……」
一葵は驚いて一歩後ずさる。
もちろん私たちもだ。
『俺たちは、“妖精”だ』
六人の妖精?たちの中の一人が、前にでて私たちにそう告げる。
その男の子は、赤を基調とした着物を着ていて、さらに肩には着物を羽織っていた。
髪の色は、さっき追いかけてきた赤紫の蝶と同じ色で、右目は髪で隠れていた。
「僕たちのことが怖くないの?」
恐る恐る愛斗がその妖精に聞いてみる。
『怖くなんかない、俺たちはお前たちを知っているからな』
「私たちを?」
『俺たちは、お前たちの心だ』
その言葉が鎖を解く鍵だったのか、私たちの中で記憶が流れ始めた。
「な、んだこれ?!」
愛斗たちみんなは、頭を抱える。
「みんな?!」
だけど、私はなんともなかった。
でも記憶は私の中で流れた。
だけど、みんなと違って苦痛は感じなかった。
なんで私だけ?



