【奇跡】
「ここか……」
俺は、紙に書いてあるメモを頼りに、ある人物の家の前に立っていた。
『小早川って書いてあるってことは、ここが望美と奈津の家だね』
「それと雪菜の家な」
本当は、ここに来る気はなかったけど、少し気だけ気になっていたんだ。
あの後、二人がどんな道を辿ったのか。
俺は、ちゃんと望美を助けることが出来たのか……。
『どうする?中に入る?』
「いや、いい。家のある場所だけ確認したかっただけだから」
未来で俺が住んでるところは、ここから離れた場所だ。
だから、この辺の景色を見ることができてよかった。
今の未来じゃ、この辺りの区域は何も残っていないから……。
「ここが雪菜が育った場所……」
俺は、ぐるっと辺りの景色を確認したあとシンクに言う。
「帰るか」
『そうだね』
踵を返して、もと来た道を戻ろうとした時ーー
「あのっ」
「んっ?」
誰かに呼び止められ振り返った時、そこにいた人物を見て目を丸くした。
「もしかして、雪菜の友達かしら?」
そこには雪菜の母親の望美が、買い物袋を下げて立っていた。
「ここか……」
俺は、紙に書いてあるメモを頼りに、ある人物の家の前に立っていた。
『小早川って書いてあるってことは、ここが望美と奈津の家だね』
「それと雪菜の家な」
本当は、ここに来る気はなかったけど、少し気だけ気になっていたんだ。
あの後、二人がどんな道を辿ったのか。
俺は、ちゃんと望美を助けることが出来たのか……。
『どうする?中に入る?』
「いや、いい。家のある場所だけ確認したかっただけだから」
未来で俺が住んでるところは、ここから離れた場所だ。
だから、この辺の景色を見ることができてよかった。
今の未来じゃ、この辺りの区域は何も残っていないから……。
「ここが雪菜が育った場所……」
俺は、ぐるっと辺りの景色を確認したあとシンクに言う。
「帰るか」
『そうだね』
踵を返して、もと来た道を戻ろうとした時ーー
「あのっ」
「んっ?」
誰かに呼び止められ振り返った時、そこにいた人物を見て目を丸くした。
「もしかして、雪菜の友達かしら?」
そこには雪菜の母親の望美が、買い物袋を下げて立っていた。



