「どうかしたの?」
「いや、何でも……」
愛斗の様子は少しおかしかったけど、目の前を飛ぶ二匹の蝶は、じゃれあうかのように舞っていた。
「もしかして、仲間なのかな?」
私は、自然と愛斗の手を握った。
「雪菜?」
それに気がついた愛斗は、私の手を握り返してくれた。
「行ってみる?あの先に」
「うん」
私たちは、手を繋いだまま歩き始めた。
奥に行くにつれて、周りは暗くなり始めて行く。
太陽の日差しが完全になくなった時、周りの景色は一変した。
「わぁ……」
「星がこんなに?」
日差しがなくなったと同時に、私たちの周りに無数の輝きが現れた。
「こんな場所があったなんて」
まるで夜空に浮かぶ星々に囲まれているみたいだった。
しかし、私たちの目の前を飛んでいる蝶は先を進んで行く。
私たちもゆっくりとその後を追った。
そして目の前が光に包まれた時、私たちはある場所へと出た。
「ここは、一体?」
そこは、場所というより空間に近かった。
星空に囲まれた道を通って出たところは、綺麗な水が流れていて、真ん中にある大きな泉を、上から差し込む光が照らしていた。
泉の周りには、小さな光の粒が舞っていて、それはまるで蛍のようだった。
私は、愛斗の手を離し一歩前に出る。
「雪菜、危ないよ!」
「大丈夫だよ」
愛斗の言葉を聞かず、私はその泉に近づいて覗き込む。
遠くから見たら浅い泉のように見えたけど、中は透き通っていて、浅く感じていた泉がとても深く感じた。
落ちたら上がってくるのは難しいと、そう思った時ーー
「きゃあっ!」
「雪菜?!」
泉の水面に、顔を布で覆った人の顔が映った。
「どうしたの?雪菜」
「い、今水面に!」
愛斗は水面に目を向ける。
しかし、愛斗が水面に目を向けた時にはもう何も映っていなかった。
「いや、何でも……」
愛斗の様子は少しおかしかったけど、目の前を飛ぶ二匹の蝶は、じゃれあうかのように舞っていた。
「もしかして、仲間なのかな?」
私は、自然と愛斗の手を握った。
「雪菜?」
それに気がついた愛斗は、私の手を握り返してくれた。
「行ってみる?あの先に」
「うん」
私たちは、手を繋いだまま歩き始めた。
奥に行くにつれて、周りは暗くなり始めて行く。
太陽の日差しが完全になくなった時、周りの景色は一変した。
「わぁ……」
「星がこんなに?」
日差しがなくなったと同時に、私たちの周りに無数の輝きが現れた。
「こんな場所があったなんて」
まるで夜空に浮かぶ星々に囲まれているみたいだった。
しかし、私たちの目の前を飛んでいる蝶は先を進んで行く。
私たちもゆっくりとその後を追った。
そして目の前が光に包まれた時、私たちはある場所へと出た。
「ここは、一体?」
そこは、場所というより空間に近かった。
星空に囲まれた道を通って出たところは、綺麗な水が流れていて、真ん中にある大きな泉を、上から差し込む光が照らしていた。
泉の周りには、小さな光の粒が舞っていて、それはまるで蛍のようだった。
私は、愛斗の手を離し一歩前に出る。
「雪菜、危ないよ!」
「大丈夫だよ」
愛斗の言葉を聞かず、私はその泉に近づいて覗き込む。
遠くから見たら浅い泉のように見えたけど、中は透き通っていて、浅く感じていた泉がとても深く感じた。
落ちたら上がってくるのは難しいと、そう思った時ーー
「きゃあっ!」
「雪菜?!」
泉の水面に、顔を布で覆った人の顔が映った。
「どうしたの?雪菜」
「い、今水面に!」
愛斗は水面に目を向ける。
しかし、愛斗が水面に目を向けた時にはもう何も映っていなかった。



