fairy3 空の物語 上

【ソレイユ】

『シアン……』

俺は、リヤンを睨みつける。

『リヤン、シアンに何を言ったんだ?!』

『別に、ただあなたはもう用無しと言っただけ』

『っ!』

俺は、今すぐリヤンに殴りかかりたかった。

『あいつは、お前の妹だろ!なんでそんな言い方を!』

『言ったでしょ?私は、あいつを妹だなんて思っていないって』

リヤンは、俺に手をかざす。

『何をする気だ……?』

『なんだと思う?』

すると俺の体が黄色に輝き始めた。

『こ、これは……』

さっきまで痛かった傷跡が塞がっていく。

『跡はのこるけど、それは気にしないよね?』

リヤンの言葉に俺は頷く。

リヤンの力で俺の体は直ぐに動くようになった。

「す、凄い」

『次は、あなたよ』

「へ?僕?!」

俺は、ベッドから下りる。

『すみません先生にオルド。俺はシアンの傍に行きます』

『そうしてやれ』

俺は、愛斗たちを置いて部屋から飛び出した。