『……くっ!』
私は、部屋には戻らずある一つの扉の前まで来る。
『……』
その扉に手のひらを当て、ゆっくりと扉を押す。
見覚えのある部屋が目の前に広がり、私は部屋の中へと入る。
『懐かしい部屋……』
この部屋は、何も変わらずあの時のままだった。
『よく、ここで三人で遊んだっけ……』
ここは、ナデシコの部屋だ。
今は誰も使っていないのか、床には絵本やおもちゃが転がっている。
『ちゃんと片付けないと駄目じゃない……』
私は、床に転がっていたぬいぐるみを一つ手に取る。
『あの日、私は誓ったはずだった』
ナデシコを死なせてしまったあの日、私は自分の使命を思い出した。
そして、ナデシコのためにも、この世界を守ってアクを倒すと誓った。
もう誰も失いたくない、大切な人に傷ついてほしくなくて、私は雪菜の中に戻って力をためていた。
やっとみんなの力になれると思った。
これで誰も失わず、傷つことはないと思った。
なのにーー
私の手の上に、ぽたぽたと涙が落ちる。
『私……、もういらないじゃん……』
リヤンに全て持っていかれた。
私の使命もリンクも、最後に消えることも全て、あいつに持って行かれてしまった。
『分かってる、今の私じゃあいつには……、リヤンには敵わないってことくらい……』
ここままだと、私がここに居る意味すらなくなってしまう
『……っ』
もう、私は何のために闘いたかったのか分からなくなってしまった。
リンクが出来ないなら、ソレイユたちを守る事が出来ない。
アクを倒すという使命が存在しない、今の私はただの“妖精”だ。
『どうしたらいいのかな……、ナデシコ……』
私は、声を押し殺して泣いた。
私は、部屋には戻らずある一つの扉の前まで来る。
『……』
その扉に手のひらを当て、ゆっくりと扉を押す。
見覚えのある部屋が目の前に広がり、私は部屋の中へと入る。
『懐かしい部屋……』
この部屋は、何も変わらずあの時のままだった。
『よく、ここで三人で遊んだっけ……』
ここは、ナデシコの部屋だ。
今は誰も使っていないのか、床には絵本やおもちゃが転がっている。
『ちゃんと片付けないと駄目じゃない……』
私は、床に転がっていたぬいぐるみを一つ手に取る。
『あの日、私は誓ったはずだった』
ナデシコを死なせてしまったあの日、私は自分の使命を思い出した。
そして、ナデシコのためにも、この世界を守ってアクを倒すと誓った。
もう誰も失いたくない、大切な人に傷ついてほしくなくて、私は雪菜の中に戻って力をためていた。
やっとみんなの力になれると思った。
これで誰も失わず、傷つことはないと思った。
なのにーー
私の手の上に、ぽたぽたと涙が落ちる。
『私……、もういらないじゃん……』
リヤンに全て持っていかれた。
私の使命もリンクも、最後に消えることも全て、あいつに持って行かれてしまった。
『分かってる、今の私じゃあいつには……、リヤンには敵わないってことくらい……』
ここままだと、私がここに居る意味すらなくなってしまう
『……っ』
もう、私は何のために闘いたかったのか分からなくなってしまった。
リンクが出来ないなら、ソレイユたちを守る事が出来ない。
アクを倒すという使命が存在しない、今の私はただの“妖精”だ。
『どうしたらいいのかな……、ナデシコ……』
私は、声を押し殺して泣いた。



