『くっ……』
『なに?その傷』
『あなたには、関係ないよ』
『関係なくないよ、あの時助けてあげたのに』
『っ!やっぱり……』
あの時、私を無理矢理追い出して、雪菜とリンクしたのは……。
『それに、私はあんたのこと妹だなんて思ってないから』
『……』
『こんな弱い妹は、私の妹じゃない』
『おい、一体なんの話を?!』
リヤンは、手を下ろすとオルドとアカツキに向き直る。
『どうする?私の力を使えば、みんなの傷はあっという間に治るけど』
『そうだな。今この状態で直ぐにみんなの傷を癒せるとすれば、お前くらいだ』
「そんなことが彼女に可能なんですか……?」
『私は、全ての力を無にできる妖精だよ。怪我を無効化することなんて、簡単なことよ』
リヤンは、顔を覆っている白い布に手をかける。
『けど、私の目は見ないこと』
「目を?」
『私の目は、全てを無に還す力を持っているの。だから。目は絶対に見ないで、死にたくなかったら』
「……」
本当に、この人が私と双子で生まれた妖精なの?!
私は、拳に力を込める。
私には、リヤンと同じ力なんて持っていない。
なのにリヤンは、私よりもはるかに強い力を持っている。
納得いかない……!
『納得いかない顔してるね、シアン』
『うっ……!』
リヤンは、嘲笑うように私を見下ろしてきた。
『安心しなさい、私がいればあなたは消えずに済むよ』
『え……』
耳元でそんなことを呟かれた。
リヤンがいれば私が消えずに済むってどういうこと……?
『それに、これからは私が雪菜とリンクして闘うから』
リヤンは、ぐっと私に顔を近づけてこう言った。
『あなたは用無しよ』
『っ!』
私の体は震えた。
『オルド、私部屋に戻るね……』
『……分かった。一人で帰れるか?』
『大丈夫……』
私は、壁に手を付きながらオルドの部屋から出て行く。
『し、シアン?!』
ソレイユの言葉を無視して、私は部屋から出て行った。
『なに?その傷』
『あなたには、関係ないよ』
『関係なくないよ、あの時助けてあげたのに』
『っ!やっぱり……』
あの時、私を無理矢理追い出して、雪菜とリンクしたのは……。
『それに、私はあんたのこと妹だなんて思ってないから』
『……』
『こんな弱い妹は、私の妹じゃない』
『おい、一体なんの話を?!』
リヤンは、手を下ろすとオルドとアカツキに向き直る。
『どうする?私の力を使えば、みんなの傷はあっという間に治るけど』
『そうだな。今この状態で直ぐにみんなの傷を癒せるとすれば、お前くらいだ』
「そんなことが彼女に可能なんですか……?」
『私は、全ての力を無にできる妖精だよ。怪我を無効化することなんて、簡単なことよ』
リヤンは、顔を覆っている白い布に手をかける。
『けど、私の目は見ないこと』
「目を?」
『私の目は、全てを無に還す力を持っているの。だから。目は絶対に見ないで、死にたくなかったら』
「……」
本当に、この人が私と双子で生まれた妖精なの?!
私は、拳に力を込める。
私には、リヤンと同じ力なんて持っていない。
なのにリヤンは、私よりもはるかに強い力を持っている。
納得いかない……!
『納得いかない顔してるね、シアン』
『うっ……!』
リヤンは、嘲笑うように私を見下ろしてきた。
『安心しなさい、私がいればあなたは消えずに済むよ』
『え……』
耳元でそんなことを呟かれた。
リヤンがいれば私が消えずに済むってどういうこと……?
『それに、これからは私が雪菜とリンクして闘うから』
リヤンは、ぐっと私に顔を近づけてこう言った。
『あなたは用無しよ』
『っ!』
私の体は震えた。
『オルド、私部屋に戻るね……』
『……分かった。一人で帰れるか?』
『大丈夫……』
私は、壁に手を付きながらオルドの部屋から出て行く。
『し、シアン?!』
ソレイユの言葉を無視して、私は部屋から出て行った。



