晶の妖精になって一ヶ月後――
次のヴィーナスの後継である、絵の妖精ルルが生まれた。
ルルを初めて見てすぐに俺は分かった。
不安定のままで生まれたことを……。
そこまでして、望美の絵を好きという気持ちを失わせたくなかったのか?
その時の俺は、ルルの行動が理解出来なかった。
けど、ルルや望美や晶たちと関わっていくことで、俺はルルの気持ちを理解することが出来た。
そして、ルルを消させない方法に辿り着きヴィーナスはそれを実行した。
絵の妖精から友情の妖精へと生まれ変わせることで、ルルの存在を維持できた。
これで俺の任務は終わった。
晶のもとから離れなければならないと思って、晶に本当のことを話そうと思った時だった。
「やっぱ、アカツキがいてくれたから、私は夢に一歩ずつ進んでるんだよね」
『……』
俺は、晶の言葉に返す返事が出てこなかった。
そんなことを言われたら余計に言いづらい。
今この場で本当のことを言ったら、晶の心は壊れてしまうのではないかと俺は思った。
そんなことしたくない。
晶の心を壊すようなことだけは言いたくない。
そして俺は、ヴィーナスに晶の妖精でいさせて貰えるように頼んだ。
それに真っ先に反対したのは、もちろんオルドだった。
『話が違うだろ!お前の任は、ルルを見守ることだったはずだ!』
『……』
『その任がやっと終わって、これからまた側近としてヴィーナスを守らないといけないお前が、今度は彼女の傍にいたいだと?!』
俺は、オルドの言葉に何も言えなかった。
。
俺が晶の傍にいられる条件は、ルルの存在維持が確定できるまでだった。
それが終われば俺は側近に戻らなければならない。
けど、晶と過ごすことで俺の中では、彼女の成長をずっと見たいと思い始めた。
晶が夢を叶えるまで傍で支えたいと思った。
次のヴィーナスの後継である、絵の妖精ルルが生まれた。
ルルを初めて見てすぐに俺は分かった。
不安定のままで生まれたことを……。
そこまでして、望美の絵を好きという気持ちを失わせたくなかったのか?
その時の俺は、ルルの行動が理解出来なかった。
けど、ルルや望美や晶たちと関わっていくことで、俺はルルの気持ちを理解することが出来た。
そして、ルルを消させない方法に辿り着きヴィーナスはそれを実行した。
絵の妖精から友情の妖精へと生まれ変わせることで、ルルの存在を維持できた。
これで俺の任務は終わった。
晶のもとから離れなければならないと思って、晶に本当のことを話そうと思った時だった。
「やっぱ、アカツキがいてくれたから、私は夢に一歩ずつ進んでるんだよね」
『……』
俺は、晶の言葉に返す返事が出てこなかった。
そんなことを言われたら余計に言いづらい。
今この場で本当のことを言ったら、晶の心は壊れてしまうのではないかと俺は思った。
そんなことしたくない。
晶の心を壊すようなことだけは言いたくない。
そして俺は、ヴィーナスに晶の妖精でいさせて貰えるように頼んだ。
それに真っ先に反対したのは、もちろんオルドだった。
『話が違うだろ!お前の任は、ルルを見守ることだったはずだ!』
『……』
『その任がやっと終わって、これからまた側近としてヴィーナスを守らないといけないお前が、今度は彼女の傍にいたいだと?!』
俺は、オルドの言葉に何も言えなかった。
。
俺が晶の傍にいられる条件は、ルルの存在維持が確定できるまでだった。
それが終われば俺は側近に戻らなければならない。
けど、晶と過ごすことで俺の中では、彼女の成長をずっと見たいと思い始めた。
晶が夢を叶えるまで傍で支えたいと思った。



