「今度空の絵でも描いてみたら?」
「そうしてみる。描けたら、愛斗も見てくれる?」
「もちろん、雪菜の絵は好きだからね」
「ありがとう」
私は、愛斗に笑いかけた。
愛斗も微笑んでくれて、歩き出そうとしたとき私は立ち止まった。
「雪菜?」
「なに、あれ?」
私の指さす先には、青い蝶が飛んでいた。
「青い蝶?」
愛斗は、じっとその蝶を見つめる。
こんなところに青い蝶が居るなんて珍しかった。
いや、ここに蝶がいることじたい初めて見た。
この辺りは住宅街だから、蝶を見掛けることなんてない。
「なんだろうあの青い蝶」
「でも、綺麗だよね」
青い蝶が通ったところは、青い鱗粉が舞っていた。
私は、その青い蝶に惹かれた。
とても懐かしくて、心が温かくなるのを感じた。
「追いかけてみない?」
「え……、でも」
「行ってみよう?」
私は、愛斗の手を掴んで走り出す。
そして、その青い蝶の後ろ姿を追いかけた。
青い蝶は、学校の裏山に向かって行く。
「雪菜危ないよ、暗くなったら道が分からなくなるし」
愛斗は、心配になったのか足を止めた。
「でも、行かなくちゃいけない気がするの」
「どういうこと?」
目の前を飛ぶ青い蝶に目を向けた時、もう一匹の蝶が姿を現した。
「もう一匹?」
今度は、赤紫色の蝶だった。
愛斗は、さっきの私と同じく、その蝶をじっと見ていた。
「愛斗?」
「え?!」
名前を呼ばれて我に返ったのか、愛斗は私を見る。
「そうしてみる。描けたら、愛斗も見てくれる?」
「もちろん、雪菜の絵は好きだからね」
「ありがとう」
私は、愛斗に笑いかけた。
愛斗も微笑んでくれて、歩き出そうとしたとき私は立ち止まった。
「雪菜?」
「なに、あれ?」
私の指さす先には、青い蝶が飛んでいた。
「青い蝶?」
愛斗は、じっとその蝶を見つめる。
こんなところに青い蝶が居るなんて珍しかった。
いや、ここに蝶がいることじたい初めて見た。
この辺りは住宅街だから、蝶を見掛けることなんてない。
「なんだろうあの青い蝶」
「でも、綺麗だよね」
青い蝶が通ったところは、青い鱗粉が舞っていた。
私は、その青い蝶に惹かれた。
とても懐かしくて、心が温かくなるのを感じた。
「追いかけてみない?」
「え……、でも」
「行ってみよう?」
私は、愛斗の手を掴んで走り出す。
そして、その青い蝶の後ろ姿を追いかけた。
青い蝶は、学校の裏山に向かって行く。
「雪菜危ないよ、暗くなったら道が分からなくなるし」
愛斗は、心配になったのか足を止めた。
「でも、行かなくちゃいけない気がするの」
「どういうこと?」
目の前を飛ぶ青い蝶に目を向けた時、もう一匹の蝶が姿を現した。
「もう一匹?」
今度は、赤紫色の蝶だった。
愛斗は、さっきの私と同じく、その蝶をじっと見ていた。
「愛斗?」
「え?!」
名前を呼ばれて我に返ったのか、愛斗は私を見る。



