『そんな……、私にお姉ちゃんがいただなんて……。だって……私は!』
『これは嘘じゃない。ヴィーナスがこの事実をお前に隠したのは、お前を守るためだ』
『私を守るため……?』
『お前の姉は、お前たちが生まれてまもなく連れ去られたからだ』
オルドの言葉に、私は目を丸くした。
じゃあ、私のお姉ちゃんが連れ去られたから、私はほとんど外に出してもらえず育てられたの?
じゃあ、そのお姉ちゃんって人も、もしかしたら私と同じ使命を受けていたんじゃ……。
『連れ去ったやつは、誰か分かるよな?』
オルドの言葉に、私は静かに頷いた。
『アク……』
私は、ぼそっとその名前を口にした。
『……お前の姉も、お前と同じくらいの力を持っていたんだ。それにいち早く気がついたアクは、お前の姉を処分した』
『じゃあ、お姉ちゃんも私と同じ使命をもって生まれてきたんだね……』
私の中に罪悪感が生まれた。
お姉ちゃんは、アクに連れ去られて殺されたのに、私はこうして生き残っている。
『アクからしたらお前とお前の姉、どちらを殺しても良かったのだろう』
『……』
言葉が見当たらなかった。
けど疑問なことは一つだけあった。
『雪菜の体の事と、私のお姉ちゃんがどう関係しているっていうの?』
『それはお前の姉が、生きている可能性があるってことだ』
『っ!』
『だが、これは俺の考えだ。確定とまではいかない』
けど、オルドの考えはほぼ確定だと私は思った。
私の双子のお姉ちゃんならば、雪菜とのリンクだって可能のはずだ。
それなら、あの時見た雪菜の姿や、雪菜の体に働いている力だって納得がいく。
『ねぇオルド。私のお姉ちゃんは、何の妖精だったの?』
『無の妖精リヤンだ。アクと同じくらい、危険な力をもった妖精だ』
『無の妖精……』
無の妖精ならば、雪菜の傷だって無効化出来る。
お姉ちゃんの力が働いているってことは、生きているということに繋がる。
『これは嘘じゃない。ヴィーナスがこの事実をお前に隠したのは、お前を守るためだ』
『私を守るため……?』
『お前の姉は、お前たちが生まれてまもなく連れ去られたからだ』
オルドの言葉に、私は目を丸くした。
じゃあ、私のお姉ちゃんが連れ去られたから、私はほとんど外に出してもらえず育てられたの?
じゃあ、そのお姉ちゃんって人も、もしかしたら私と同じ使命を受けていたんじゃ……。
『連れ去ったやつは、誰か分かるよな?』
オルドの言葉に、私は静かに頷いた。
『アク……』
私は、ぼそっとその名前を口にした。
『……お前の姉も、お前と同じくらいの力を持っていたんだ。それにいち早く気がついたアクは、お前の姉を処分した』
『じゃあ、お姉ちゃんも私と同じ使命をもって生まれてきたんだね……』
私の中に罪悪感が生まれた。
お姉ちゃんは、アクに連れ去られて殺されたのに、私はこうして生き残っている。
『アクからしたらお前とお前の姉、どちらを殺しても良かったのだろう』
『……』
言葉が見当たらなかった。
けど疑問なことは一つだけあった。
『雪菜の体の事と、私のお姉ちゃんがどう関係しているっていうの?』
『それはお前の姉が、生きている可能性があるってことだ』
『っ!』
『だが、これは俺の考えだ。確定とまではいかない』
けど、オルドの考えはほぼ確定だと私は思った。
私の双子のお姉ちゃんならば、雪菜とのリンクだって可能のはずだ。
それなら、あの時見た雪菜の姿や、雪菜の体に働いている力だって納得がいく。
『ねぇオルド。私のお姉ちゃんは、何の妖精だったの?』
『無の妖精リヤンだ。アクと同じくらい、危険な力をもった妖精だ』
『無の妖精……』
無の妖精ならば、雪菜の傷だって無効化出来る。
お姉ちゃんの力が働いているってことは、生きているということに繋がる。



