【シアン】
私の目の前には、あの時助けれくれた奇跡がソファに座っていた。
奇跡の隣にはもちろん、シンクという名の妖精の姿もあった。
『体の方は大丈夫か?』
『少しはね』
私は、アスナに頼んで奇跡の傍まで車椅子を押してもらった。
『奇跡、だよね?』
「あぁ」
彼は、仏頂面な顔で私の質問に返事をした。
『あの時は、助けてくれてありがとう』
私は、キセキに深々と頭を下げる。
「別に、助けたのは気まぐれさ。あの時俺が助けなかったら、お前たちは確実に、グリードに殺されていただろうし」
『そうね……』
私は、シンクに目を移す。
『一つ聞いていいかな?』
「なんだ?」
『その子、シンクだったかしら?シンクは、本当に八人目の守護妖精なの?』
「……」
奇跡は、ちらっとオルド見たあと口を開く。
「なんでそんなことを気にする?」
『本来、守護妖精は七人しか存在しない。なのに、八人目が居るなんておかしいのよ』
『ねぇ奇跡、本当のこと言った方が……』
「シンクは黙ってろ」
奇跡は、立ち上がると私を見下ろす。
「お前に言うことはなにもない。シンクのことも、俺たちのことも、そしてお前たちについてもだ」
『……』
やっぱり、簡単には話してくれなさそうだ。
『なら、仕方ないよね……』
本当は、納得いかない。
けど、これ以上聞いても彼は何も答えてくれないだろうし。
『話は終わったか?』
「あぁ、それじゃぁ俺は行くからな」
奇跡は、シンクを連れて部屋から出て行ってしまった。
『いいの?行かせても』
『あいつの事は置いておけ、何もなければここから出るなと伝えてある』
『ならいいけど……』
アスナは、奇跡が出ていった方に目を見つめていた。
私の目の前には、あの時助けれくれた奇跡がソファに座っていた。
奇跡の隣にはもちろん、シンクという名の妖精の姿もあった。
『体の方は大丈夫か?』
『少しはね』
私は、アスナに頼んで奇跡の傍まで車椅子を押してもらった。
『奇跡、だよね?』
「あぁ」
彼は、仏頂面な顔で私の質問に返事をした。
『あの時は、助けてくれてありがとう』
私は、キセキに深々と頭を下げる。
「別に、助けたのは気まぐれさ。あの時俺が助けなかったら、お前たちは確実に、グリードに殺されていただろうし」
『そうね……』
私は、シンクに目を移す。
『一つ聞いていいかな?』
「なんだ?」
『その子、シンクだったかしら?シンクは、本当に八人目の守護妖精なの?』
「……」
奇跡は、ちらっとオルド見たあと口を開く。
「なんでそんなことを気にする?」
『本来、守護妖精は七人しか存在しない。なのに、八人目が居るなんておかしいのよ』
『ねぇ奇跡、本当のこと言った方が……』
「シンクは黙ってろ」
奇跡は、立ち上がると私を見下ろす。
「お前に言うことはなにもない。シンクのことも、俺たちのことも、そしてお前たちについてもだ」
『……』
やっぱり、簡単には話してくれなさそうだ。
『なら、仕方ないよね……』
本当は、納得いかない。
けど、これ以上聞いても彼は何も答えてくれないだろうし。
『話は終わったか?』
「あぁ、それじゃぁ俺は行くからな」
奇跡は、シンクを連れて部屋から出て行ってしまった。
『いいの?行かせても』
『あいつの事は置いておけ、何もなければここから出るなと伝えてある』
『ならいいけど……』
アスナは、奇跡が出ていった方に目を見つめていた。



