【奇跡】
「……」
俺は、オルドの部屋の中にあるソファに腰掛けていた。
「それで、俺に何を聞きたいんだっけ?」
『未来の雪菜の話しだ』
俺は、目を細めてオルドを睨みつけた。
『思い出したくないのも分かる。だけど、お前が知っていることを話してくれ』
「……分かった」
俺は、深く溜息を吐いたあと話始める。
「まず、今いる守護妖精たちの主たちだが、あいつらは未来で全員死んでいる」
シンクは、心配そうに俺の顔を見上げる。
『それは、俺も予想していたことだ。そうでなければ、お前は過去へは来ないだろうからな』
「……唯一、生き残ったのは雪菜だけだ。雪菜は、自分の身を犠牲にしてアクを止めた」
『雪菜は、死んだのか?』
俺は、頭を左右に振って口を開く。
「それは分からない。でも、雪菜のおかげで俺たちが住んでいる区域に、今のアクは手出しできない」
『そうか……。お前は、最悪な未来を変えるためにここに来たんだよな?』
「そうだ。俺はこの手でアクを倒し、姉さんを救い出す」
『今の雪菜たちに手を貸す気はあるのか?』
俺は、チラッとシンクの方を見た。
シンクは微笑むと同意するかのように大きく頷いた。
「これから始まる闘いに、俺の力は不可欠だろ?」
『そうだな。今のところ、雪菜たちよりもお前の方が強い力を持っているこに変わりないからな』
俺は、ホルスターに入れておいた精霊銃を取り出す。
『それは、未来の武器だったか?』
「未来の俺たちがもつ武器は人それぞれだ。俺は、精霊銃のカルマンだ」
『他にも、双剣だったり薙刀だったりあるよ。みんなは、妖精それぞれが持つ宝石の加護を使って力を貰ってるんだ』
『宝石?』
俺は、シンクの口を手で覆う。
『未来のお前たちは、宝石の力を使っているのか?』
まったく余計なことを口走ったものだ。
未来の武器のことは詳しく話してもいいが、今のオルドに話して何かメリットでもあるのか?
でも、少しでも俺の話が未来が変わることに繋がるなら……。
考えた末、俺は話すことを決めた。
「……」
俺は、オルドの部屋の中にあるソファに腰掛けていた。
「それで、俺に何を聞きたいんだっけ?」
『未来の雪菜の話しだ』
俺は、目を細めてオルドを睨みつけた。
『思い出したくないのも分かる。だけど、お前が知っていることを話してくれ』
「……分かった」
俺は、深く溜息を吐いたあと話始める。
「まず、今いる守護妖精たちの主たちだが、あいつらは未来で全員死んでいる」
シンクは、心配そうに俺の顔を見上げる。
『それは、俺も予想していたことだ。そうでなければ、お前は過去へは来ないだろうからな』
「……唯一、生き残ったのは雪菜だけだ。雪菜は、自分の身を犠牲にしてアクを止めた」
『雪菜は、死んだのか?』
俺は、頭を左右に振って口を開く。
「それは分からない。でも、雪菜のおかげで俺たちが住んでいる区域に、今のアクは手出しできない」
『そうか……。お前は、最悪な未来を変えるためにここに来たんだよな?』
「そうだ。俺はこの手でアクを倒し、姉さんを救い出す」
『今の雪菜たちに手を貸す気はあるのか?』
俺は、チラッとシンクの方を見た。
シンクは微笑むと同意するかのように大きく頷いた。
「これから始まる闘いに、俺の力は不可欠だろ?」
『そうだな。今のところ、雪菜たちよりもお前の方が強い力を持っているこに変わりないからな』
俺は、ホルスターに入れておいた精霊銃を取り出す。
『それは、未来の武器だったか?』
「未来の俺たちがもつ武器は人それぞれだ。俺は、精霊銃のカルマンだ」
『他にも、双剣だったり薙刀だったりあるよ。みんなは、妖精それぞれが持つ宝石の加護を使って力を貰ってるんだ』
『宝石?』
俺は、シンクの口を手で覆う。
『未来のお前たちは、宝石の力を使っているのか?』
まったく余計なことを口走ったものだ。
未来の武器のことは詳しく話してもいいが、今のオルドに話して何かメリットでもあるのか?
でも、少しでも俺の話が未来が変わることに繋がるなら……。
考えた末、俺は話すことを決めた。



