【奇跡】
「……」
扉の中からアスナや他の妖精たちが、倒れている雪菜たちを扉の中へと運んで行く。
『いいの?奇跡は行かなくても』
「別に、今はあまり関わりたくない」
『そういう訳には行かないな』
俺の言葉を聞いたのか、扉の中からオルドが顔を出した。
「……何の用だ?」
『久しぶりだな、と言いたいところだが、お前に少し話を聞きたい』
「……」
こいつ、オルドとは過去に一度会っている。
過去に行った俺は、オルドとヴィーナスに未来に起こる『妖精戦争』のことを伝えた。
だけど、少し未来が変わったおかげなのか、妖精戦争の内容も大分変わる。
俺は、シンクとリンクを外しオルドに向き直る。
「俺から何を聞きたい?未来のことか?それともアクのことか?」
『俺が聞きたいのは、そのどちらでもない。俺が聞きたいのは、未来の雪菜のことだ』
「未来の雪菜のこと?」
オルドがそれを俺に聞いてくるってことは……。
「どうやら、気がついたようだな。あいつの存在に」
『まだ確信してはいない。だが、雪菜の体に変化があったのは確かだ』
「……目を疑うような再生能力か」
『ねぇ待って?!何の話しをしているの?』
「頭の悪いシンクには難しい話だ」
『な、なんですって!』
俺は、扉から離れて振り返る。
「後でそっちに行く、俺にはもう一つ確かめることがある」
『分かった』
俺の言葉に頷いたオルドは扉を閉めると、扉は光の粒となって消えてしまった。
「……さてと」
俺は、黒く染まりきったキセキの泉に目を向ける。
『ねぇ、どうするの奇跡?』
「さあて、どうしようか」
本当は会うつもりはなかった。
だけど、確かめたいことが出来てしまった以上、あいつから話を聞かないと駄目だ。
「なぁ、いるんだろ?その中にさ」
『奇跡……』
シンクは、俺の背中に隠れる。
「……」
扉の中からアスナや他の妖精たちが、倒れている雪菜たちを扉の中へと運んで行く。
『いいの?奇跡は行かなくても』
「別に、今はあまり関わりたくない」
『そういう訳には行かないな』
俺の言葉を聞いたのか、扉の中からオルドが顔を出した。
「……何の用だ?」
『久しぶりだな、と言いたいところだが、お前に少し話を聞きたい』
「……」
こいつ、オルドとは過去に一度会っている。
過去に行った俺は、オルドとヴィーナスに未来に起こる『妖精戦争』のことを伝えた。
だけど、少し未来が変わったおかげなのか、妖精戦争の内容も大分変わる。
俺は、シンクとリンクを外しオルドに向き直る。
「俺から何を聞きたい?未来のことか?それともアクのことか?」
『俺が聞きたいのは、そのどちらでもない。俺が聞きたいのは、未来の雪菜のことだ』
「未来の雪菜のこと?」
オルドがそれを俺に聞いてくるってことは……。
「どうやら、気がついたようだな。あいつの存在に」
『まだ確信してはいない。だが、雪菜の体に変化があったのは確かだ』
「……目を疑うような再生能力か」
『ねぇ待って?!何の話しをしているの?』
「頭の悪いシンクには難しい話だ」
『な、なんですって!』
俺は、扉から離れて振り返る。
「後でそっちに行く、俺にはもう一つ確かめることがある」
『分かった』
俺の言葉に頷いたオルドは扉を閉めると、扉は光の粒となって消えてしまった。
「……さてと」
俺は、黒く染まりきったキセキの泉に目を向ける。
『ねぇ、どうするの奇跡?』
「さあて、どうしようか」
本当は会うつもりはなかった。
だけど、確かめたいことが出来てしまった以上、あいつから話を聞かないと駄目だ。
「なぁ、いるんだろ?その中にさ」
『奇跡……』
シンクは、俺の背中に隠れる。



