【シアン】
『な、に……?』
雪菜の体の中で嫌な力を感じた。
その嫌な力は、アクと似たような物に思えたけど、どこか違う気がした。
それに、この気配に私は覚えがあるような……。
『雪菜?』
雪菜の名前を呼んだ時、何かの力が働いて雪菜とのリンクが無理矢理解除されてしまった。
『きゃあ!』
私は、そのまま地面を転がった。
『い、一体なにが……?』
雪菜がいる方へと目を向けた時、そこに雪菜の体見当たらなかった。
『雪菜?!』
その時、私の耳に金属音が鳴る音が耳に届いた。
音が聞こえた方に目を向けた時、そこにはグリードの手甲鉤を、雪菜が腕を使って頭上で止めている姿があった。
『なに……?』
雪菜の姿を見たグリードは表情を歪めた。
雪菜の顔は、白い布で覆われていてよく見えない。
だけど、微かに見えた気がした。
雪菜の瞳が真っ赤な色に染まっていたのを……。
それを見た私は、恐怖とともに何か同じ力を感じた。
やっぱり、あの力に私は覚えがある。
でも、いったい何処で感じたものなの?
『誰だ。お前は……』
グリードは、雪菜から距離を取ると手甲鉤を構える。
『雪菜、なのか?』
ソレイユの言葉に反応した雪菜はが、ソレイユの方へと振り返った時、突然雪菜の体ががくっと揺れた。
そして、そのまま前へと倒れ込んでしまった。
「雪菜っ!」
『なんだ、今のは……』
前に倒れ込んだ雪菜は、いつもの雪菜の姿に戻っていた。
『……今の力、俺の力を吸収したのか?それとも……』
グリードは、構えていた手甲鉤を下ろし再び雪菜に歩み寄る。
『……そんなの、今はどちらでもいいか』
グリードは今度、私の方に目を向けた。
『俺は、アクからシアンだけを連れて来いと言われていた。なら、その主であるこいつは、殺しても構わないよな?』
『ま、待ってっ!』
グリードのその言葉を聞いたソレイユが、雪菜を庇うように覆い被さった。
『二人揃って死ね』
『やめてぇぇぇ!』
その時だった。
バァン――
一つの銃声音が鳴り響いた時、グリードの持つ手甲鉤にひびが入った。
『なに?!』
『……銃声?』
誰が撃ったの?
一体どこから?
『な、に……?』
雪菜の体の中で嫌な力を感じた。
その嫌な力は、アクと似たような物に思えたけど、どこか違う気がした。
それに、この気配に私は覚えがあるような……。
『雪菜?』
雪菜の名前を呼んだ時、何かの力が働いて雪菜とのリンクが無理矢理解除されてしまった。
『きゃあ!』
私は、そのまま地面を転がった。
『い、一体なにが……?』
雪菜がいる方へと目を向けた時、そこに雪菜の体見当たらなかった。
『雪菜?!』
その時、私の耳に金属音が鳴る音が耳に届いた。
音が聞こえた方に目を向けた時、そこにはグリードの手甲鉤を、雪菜が腕を使って頭上で止めている姿があった。
『なに……?』
雪菜の姿を見たグリードは表情を歪めた。
雪菜の顔は、白い布で覆われていてよく見えない。
だけど、微かに見えた気がした。
雪菜の瞳が真っ赤な色に染まっていたのを……。
それを見た私は、恐怖とともに何か同じ力を感じた。
やっぱり、あの力に私は覚えがある。
でも、いったい何処で感じたものなの?
『誰だ。お前は……』
グリードは、雪菜から距離を取ると手甲鉤を構える。
『雪菜、なのか?』
ソレイユの言葉に反応した雪菜はが、ソレイユの方へと振り返った時、突然雪菜の体ががくっと揺れた。
そして、そのまま前へと倒れ込んでしまった。
「雪菜っ!」
『なんだ、今のは……』
前に倒れ込んだ雪菜は、いつもの雪菜の姿に戻っていた。
『……今の力、俺の力を吸収したのか?それとも……』
グリードは、構えていた手甲鉤を下ろし再び雪菜に歩み寄る。
『……そんなの、今はどちらでもいいか』
グリードは今度、私の方に目を向けた。
『俺は、アクからシアンだけを連れて来いと言われていた。なら、その主であるこいつは、殺しても構わないよな?』
『ま、待ってっ!』
グリードのその言葉を聞いたソレイユが、雪菜を庇うように覆い被さった。
『二人揃って死ね』
『やめてぇぇぇ!』
その時だった。
バァン――
一つの銃声音が鳴り響いた時、グリードの持つ手甲鉤にひびが入った。
『なに?!』
『……銃声?』
誰が撃ったの?
一体どこから?



