fairy3 空の物語 上

光がはれると、目の前にある黒く染まりきった泉が目に映った。

「やっぱり、戻っていないんだ……」

前にここでアクと闘った時に、ここの泉は穢されてしまった。

もうこの泉がもとに戻ることはないのかな?

『早かったな』

前を向くとそこには、木に寄りかかって立っているグリードの姿があった。

『早く来てあげたのよ』

『いい心がけだな』

私たちは、それぞれ指輪を構える。

「行くよシアン!」

『えぇっ!』

私は指輪をチョーカーにかざして叫ぶ。

「共鳴(レゾナンス)!シアンとリンク・スタート」

みんなは、それぞれ変身し精霊剣を抜く。

『さぁ、行くわよ!』

私はシアンと意識を交代させる。