【雪菜】
「着いたぞ」
「お、大きな病院……」
優空君に案内された私たちは、学校の直ぐ近くにある百合園病院へと来ていた。
「ここに優空が会って欲しい子が居るんだよね?」
「あぁ、そいつにはお前たちが来るってことは伝えてあるから」
な、なんだか緊張してきた。
『雪菜ったら、ガチガチじゃない』
『いつも通りにいればいいのにな』
『ふん……』
優空君の後ろを着いて歩きながら、私たちはある病室の前で足を止めた。
「ここだ」
私は、扉の横にある名前を見る。
「篠田陽菜(しのだひな)…?」
優空君は、軽く扉をノックする。
「どうぞ」
中から女の子の声が聞こえた。
もしかして、優空君があってほしい子って女の子?!
「俺だ。入るぞ」
優空君は、病室の扉を開くと先に中に入り、私たちも後に続いて病室の中へと入る。
「陽菜、連れてきたぞ」
陽菜と呼ばれた女の子は、読んでいた本を机の上に置くと、私たちを見て優しく微笑んだ。
か、可愛い……。
「初めまして、篠田陽菜です」
「は、初めまして!小早川雪菜です」
「楠木愛斗です」
陽菜ちゃんは、とても嬉しそうにっこり笑い、それを見ていた優空君も、安心したように微笑んでいた。
「あっ……」
その時、私の胸がチクリと痛んだ。
優空君に促され、私と愛斗は近くにあった椅子に座る。
「今日二人に来てもらったのは、陽菜のお願いを聞いて欲しいからなんだ」
「陽菜ちゃんのお願い?」
「はい……」
陽菜ちゃんは視線を下へとさげる。
なにか、重大なことをお願いされるんじゃないかと思って、緊張しながらも陽菜ちゃんの言葉を待った。
「着いたぞ」
「お、大きな病院……」
優空君に案内された私たちは、学校の直ぐ近くにある百合園病院へと来ていた。
「ここに優空が会って欲しい子が居るんだよね?」
「あぁ、そいつにはお前たちが来るってことは伝えてあるから」
な、なんだか緊張してきた。
『雪菜ったら、ガチガチじゃない』
『いつも通りにいればいいのにな』
『ふん……』
優空君の後ろを着いて歩きながら、私たちはある病室の前で足を止めた。
「ここだ」
私は、扉の横にある名前を見る。
「篠田陽菜(しのだひな)…?」
優空君は、軽く扉をノックする。
「どうぞ」
中から女の子の声が聞こえた。
もしかして、優空君があってほしい子って女の子?!
「俺だ。入るぞ」
優空君は、病室の扉を開くと先に中に入り、私たちも後に続いて病室の中へと入る。
「陽菜、連れてきたぞ」
陽菜と呼ばれた女の子は、読んでいた本を机の上に置くと、私たちを見て優しく微笑んだ。
か、可愛い……。
「初めまして、篠田陽菜です」
「は、初めまして!小早川雪菜です」
「楠木愛斗です」
陽菜ちゃんは、とても嬉しそうにっこり笑い、それを見ていた優空君も、安心したように微笑んでいた。
「あっ……」
その時、私の胸がチクリと痛んだ。
優空君に促され、私と愛斗は近くにあった椅子に座る。
「今日二人に来てもらったのは、陽菜のお願いを聞いて欲しいからなんだ」
「陽菜ちゃんのお願い?」
「はい……」
陽菜ちゃんは視線を下へとさげる。
なにか、重大なことをお願いされるんじゃないかと思って、緊張しながらも陽菜ちゃんの言葉を待った。



