fairy3 空の物語 上

でも、すぐに暗い表情へと変わる。

『昨日クレールが言っていた陽菜って子が、私の予想通りの子なら……』

「どうしたの?シアン」

『……ううん、何でもないよ。それで考えは浮かんだ?』

「うん、やっぱり直接言うことにする」

『雪菜らしくて良いんじゃない?』

「ありがとうシアン」

そんなことを話していたら、校門の前に辿り着いた。

「よーし!頑張るぞ!!」

私は空に向かってそう叫んだ。