翌日――
今日は朝部活があるから、いつもより早く家を出た。
ラケットケースを肩に担ぎながら走っていた時、目の前に愛斗の姿が見えた。
「愛斗だ」
私は走る足を止めた。
『剣道部の朝部活じゃない?』
「そうだと思うけど、いつもならもう少し遅かった気がするけど?」
『そうなの?』
「うん、いつもは奏佑と一緒に来ているはずけど」
今日は珍しく一人だ。
あ、でも隣にはソレイユの姿が見える。
『声かけてみる?』
「うーん……」
私は、昨日のことを考えながら声をかけるか迷っていた。
もしかしたら、今は一人になりたいかもしれないと思ったからだ。
そうでなければ、いつもより早く家を出るなんてことはないと思う。
「いいや、教室に行ってから話すよ」
『でも、どう切り出すつもりなの?』
「えっと……、それは」
“昨日の告白見てたんだけど”なんて、口が裂けても言えないし。
かといって、気持ちってちゃんと伝えないと伝わらないらしいよってあからさまに言ってもなぁ。
「じゃあ……」
私は覚悟を決めてシアンに言う。
「私、優空君に告白する」
『……ええ?!』
「そこから、気持ちはちゃんと伝えないと伝わらないよって言えば、愛斗に伝わる気がする」
『で、でも突然過ぎない?いきなりどうしたのよ 』
「お母さんの話し聞いてたら、何か居てもたっても居られなくなってさ」
私はシアンに微笑んで言う。
「私の気持ち伝えたくなっちゃったんだ」
『あんたのそういうところ、本当に奈津そっくりね』
「そうかな?」
『でも、優空を捕まえるのは難しいわよ』
「そうなんだよね!問題はそこ」
私は、歩きながら考え始める。
他の女の子たちみたいに手紙で呼び出そうかな?
それともやっぱり直接言った方がいいかな?
「うーん」
そんな私の姿をシアンは微笑んで見つめていた。
今日は朝部活があるから、いつもより早く家を出た。
ラケットケースを肩に担ぎながら走っていた時、目の前に愛斗の姿が見えた。
「愛斗だ」
私は走る足を止めた。
『剣道部の朝部活じゃない?』
「そうだと思うけど、いつもならもう少し遅かった気がするけど?」
『そうなの?』
「うん、いつもは奏佑と一緒に来ているはずけど」
今日は珍しく一人だ。
あ、でも隣にはソレイユの姿が見える。
『声かけてみる?』
「うーん……」
私は、昨日のことを考えながら声をかけるか迷っていた。
もしかしたら、今は一人になりたいかもしれないと思ったからだ。
そうでなければ、いつもより早く家を出るなんてことはないと思う。
「いいや、教室に行ってから話すよ」
『でも、どう切り出すつもりなの?』
「えっと……、それは」
“昨日の告白見てたんだけど”なんて、口が裂けても言えないし。
かといって、気持ちってちゃんと伝えないと伝わらないらしいよってあからさまに言ってもなぁ。
「じゃあ……」
私は覚悟を決めてシアンに言う。
「私、優空君に告白する」
『……ええ?!』
「そこから、気持ちはちゃんと伝えないと伝わらないよって言えば、愛斗に伝わる気がする」
『で、でも突然過ぎない?いきなりどうしたのよ 』
「お母さんの話し聞いてたら、何か居てもたっても居られなくなってさ」
私はシアンに微笑んで言う。
「私の気持ち伝えたくなっちゃったんだ」
『あんたのそういうところ、本当に奈津そっくりね』
「そうかな?」
『でも、優空を捕まえるのは難しいわよ』
「そうなんだよね!問題はそこ」
私は、歩きながら考え始める。
他の女の子たちみたいに手紙で呼び出そうかな?
それともやっぱり直接言った方がいいかな?
「うーん」
そんな私の姿をシアンは微笑んで見つめていた。



