【愛斗】
「オルド、アスナ!雪菜が目を覚ましたんだ」
『え?!もう目を覚ましたの?』
『……予定より随分早かったな』
「そ、そうなの?」
てっきり、もう治ったから目を覚ましたものかと思った。
『私は、先に雪菜様のところへ行くけど、二人もあとでちゃんと来てよ』
『分かってる』
オルドは読んでいた本を机の上に置いた。
『愛斗、どうやら全員帰ってきたみたいだから、先に奏佑たちのところに向かうぞ』
「優空……、帰ってきたんだ」
良かったと思い安心する。
結局は、優空が一番最後だったけど、優空もリンクができるようになっているはずだ。
それに、未来や奏佑たちと同じく七つの大罪に襲われたと思う。
『そういえば、お前は目を覚ました雪菜を見たんだよな?』
「え?あ、はい……」
『なにか、変わったことはなかったか?』
「え……」
それはどういう意味だろうか?
僕は、さっき見たことを言おうとしたけど、言葉を飲み込み頭を左右に振った。
「なにも変わってないです」
『それならいい』
オルドは、それだけ言うと歩き出す。
これを言ったら、何かあるのだろうか?
さっき、僕は確かに見たんだ。
あの時、目を覚ました時の雪菜の瞳の色は、血の色のように真っ赤だった。
でも、瞬きをした時にはいつもの瞳の色に戻っていた。
本当は、見間違いだと思いたいところだけど、あれを見間違えで処理するのは無理だ。
「なにか、雪菜の体に不吉なことでも起こっているのかな……?」
そう考えるだけで僕の体は震えた。
「オルド、アスナ!雪菜が目を覚ましたんだ」
『え?!もう目を覚ましたの?』
『……予定より随分早かったな』
「そ、そうなの?」
てっきり、もう治ったから目を覚ましたものかと思った。
『私は、先に雪菜様のところへ行くけど、二人もあとでちゃんと来てよ』
『分かってる』
オルドは読んでいた本を机の上に置いた。
『愛斗、どうやら全員帰ってきたみたいだから、先に奏佑たちのところに向かうぞ』
「優空……、帰ってきたんだ」
良かったと思い安心する。
結局は、優空が一番最後だったけど、優空もリンクができるようになっているはずだ。
それに、未来や奏佑たちと同じく七つの大罪に襲われたと思う。
『そういえば、お前は目を覚ました雪菜を見たんだよな?』
「え?あ、はい……」
『なにか、変わったことはなかったか?』
「え……」
それはどういう意味だろうか?
僕は、さっき見たことを言おうとしたけど、言葉を飲み込み頭を左右に振った。
「なにも変わってないです」
『それならいい』
オルドは、それだけ言うと歩き出す。
これを言ったら、何かあるのだろうか?
さっき、僕は確かに見たんだ。
あの時、目を覚ました時の雪菜の瞳の色は、血の色のように真っ赤だった。
でも、瞬きをした時にはいつもの瞳の色に戻っていた。
本当は、見間違いだと思いたいところだけど、あれを見間違えで処理するのは無理だ。
「なにか、雪菜の体に不吉なことでも起こっているのかな……?」
そう考えるだけで僕の体は震えた。



