【愛斗】
「はぁ……、疲れた……」
オルドの手伝いがようやく終わり、僕は扉のある部屋へと向かう。
「お疲れ愛斗」
「あれ?帰ってきてたの一葵」
「今さっきな」
部屋の中には、奏佑以外に沙羅と一葵が帰ってきていた。
「他のみんなは……?」
まだ帰ってきていないのは、未来と優空だけ。
二人とも大丈夫なのだろうか?
奏佑は、じっとピンク色の扉を見つめていた。
「やっぱり、未来のこと心配なんだよね?」
僕だって二人のことは心配だ。
でも、二人なら必ず帰ってくると信じてる。
『ねぇクロア、七つの大罪の一人と闘った?』
『闘ったけど、お前たちも闘ったのか?』
『うん!オイラ達たちが闘ったのは、嫉妬の妖精のエンヴィーだよ』
『うわぁまじか、よく生きてたな』
『ちょっと危なかったけどね』
そんな会話が聞こえてきて、二人が遅いのもそれが原因なのかもしれないと思った。
『心配か愛斗?』
「心配だよ……」
妖精サイズに戻ったソレイユが、僕の傍に寄ってくる。
『心配なのは分かるが、あいつらの傍にはローザとクレールがついてる。だから大丈夫だ』
「それなら、いいんだけどね」
ソレイユと会話を終え、雪菜の様子でも見に行こうかと思った時、ピンク色の扉がゆっくりと開かれた。
「未来!」
それにいち早く気づいたのは奏佑だった。
「ただいまー!みんな!」
『やっとついた……』
未来の隣を飛んでいるローザは、疲れたように見えたけど……。
なぜだろうか、未来は凄く元気に見える。
「未来!大丈夫だったのか?!」
奏佑は、未来に駆け寄り肩に手を置く。
未来のことになると、ほんと行動が早くなる……。
「うん!無事リンク出来たよ」
未来は、自慢げに指輪を見せてくる。
それを見た奏佑は、安心したのか軽く息を吐いた。
「良かった。未来が無事で」
『ローザ、一応聞くがお前たちも七つの大罪に襲われたよな?』
オランジュの言葉にローザは頷いた。
『その様子だと、オランジュたちも襲われたのね』
『あぁ、こっちは色欲の妖精ラストだった。そんなには闘っていないが、お前たちが闘ったのはグラトニーだろ?』
『よく分かったわね?』
『ラストが言っていたからな。それにしても、よく無事で帰ってきてくれた』
グラトニーってそんなにやばい奴なのかな?
『未来が頑張ってくれたおかげよ』
「そ、そんな事ないよ。ローザが助けてくれたおかげだよ。それに……」
未来は、ポケットからキーホルダーを取り出した。
「奏佑がこのキーホルダーを貸してくれたおかげで、頑張ることが出来たんだ」
「未来……」
「ありがとう、奏佑」
未来の笑顔を見た奏佑の顔が真っ赤に染まる。
「あそこだけ空気が暑い気がする」
「それ、僕も同じこと思ったよ一葵」
「あ、ははは」
早くくっつけばいいのにと思うよ。
『あとは、優空だけか』
ソレイユは水色の扉に近づく。
「危ないよソレイユ、急に開くかもしれないし」
『そんな勢いよく開くわけないだろ』
いやいや、そうとも限らないと思うんだけど……。
「僕は雪菜の様子見てくるよ」
「まだ眠ってるのか?」
一葵の言葉に僕は頷く。
「まだ眠ってるけど、アスナが治療してくれてるから大丈夫だと思う」
「それならいいけど、目覚めたら俺たちにも知らせろよ」
「分かった」
僕は、みんなを置いて雪菜が寝ている部屋に向かった。
「はぁ……、疲れた……」
オルドの手伝いがようやく終わり、僕は扉のある部屋へと向かう。
「お疲れ愛斗」
「あれ?帰ってきてたの一葵」
「今さっきな」
部屋の中には、奏佑以外に沙羅と一葵が帰ってきていた。
「他のみんなは……?」
まだ帰ってきていないのは、未来と優空だけ。
二人とも大丈夫なのだろうか?
奏佑は、じっとピンク色の扉を見つめていた。
「やっぱり、未来のこと心配なんだよね?」
僕だって二人のことは心配だ。
でも、二人なら必ず帰ってくると信じてる。
『ねぇクロア、七つの大罪の一人と闘った?』
『闘ったけど、お前たちも闘ったのか?』
『うん!オイラ達たちが闘ったのは、嫉妬の妖精のエンヴィーだよ』
『うわぁまじか、よく生きてたな』
『ちょっと危なかったけどね』
そんな会話が聞こえてきて、二人が遅いのもそれが原因なのかもしれないと思った。
『心配か愛斗?』
「心配だよ……」
妖精サイズに戻ったソレイユが、僕の傍に寄ってくる。
『心配なのは分かるが、あいつらの傍にはローザとクレールがついてる。だから大丈夫だ』
「それなら、いいんだけどね」
ソレイユと会話を終え、雪菜の様子でも見に行こうかと思った時、ピンク色の扉がゆっくりと開かれた。
「未来!」
それにいち早く気づいたのは奏佑だった。
「ただいまー!みんな!」
『やっとついた……』
未来の隣を飛んでいるローザは、疲れたように見えたけど……。
なぜだろうか、未来は凄く元気に見える。
「未来!大丈夫だったのか?!」
奏佑は、未来に駆け寄り肩に手を置く。
未来のことになると、ほんと行動が早くなる……。
「うん!無事リンク出来たよ」
未来は、自慢げに指輪を見せてくる。
それを見た奏佑は、安心したのか軽く息を吐いた。
「良かった。未来が無事で」
『ローザ、一応聞くがお前たちも七つの大罪に襲われたよな?』
オランジュの言葉にローザは頷いた。
『その様子だと、オランジュたちも襲われたのね』
『あぁ、こっちは色欲の妖精ラストだった。そんなには闘っていないが、お前たちが闘ったのはグラトニーだろ?』
『よく分かったわね?』
『ラストが言っていたからな。それにしても、よく無事で帰ってきてくれた』
グラトニーってそんなにやばい奴なのかな?
『未来が頑張ってくれたおかげよ』
「そ、そんな事ないよ。ローザが助けてくれたおかげだよ。それに……」
未来は、ポケットからキーホルダーを取り出した。
「奏佑がこのキーホルダーを貸してくれたおかげで、頑張ることが出来たんだ」
「未来……」
「ありがとう、奏佑」
未来の笑顔を見た奏佑の顔が真っ赤に染まる。
「あそこだけ空気が暑い気がする」
「それ、僕も同じこと思ったよ一葵」
「あ、ははは」
早くくっつけばいいのにと思うよ。
『あとは、優空だけか』
ソレイユは水色の扉に近づく。
「危ないよソレイユ、急に開くかもしれないし」
『そんな勢いよく開くわけないだろ』
いやいや、そうとも限らないと思うんだけど……。
「僕は雪菜の様子見てくるよ」
「まだ眠ってるのか?」
一葵の言葉に僕は頷く。
「まだ眠ってるけど、アスナが治療してくれてるから大丈夫だと思う」
「それならいいけど、目覚めたら俺たちにも知らせろよ」
「分かった」
僕は、みんなを置いて雪菜が寝ている部屋に向かった。



