『今日のところは引いてやるよ』
俺は、グラトニーの姿が見えなくなるまで矢を構えていた。
グラトニーの姿が見えなくなったのを確認してから、俺は矢を下ろす。
『はぁ……、エンヴィー大丈夫か?』
『あ、ありがとうプライド』
俺に向けられた笑顔に頬が熱くなるのを感じた。
『俺に用事って言ってたけど、俺に何のよう?』
顔が赤いのをバレないようにする為に、俺は直ぐに話を変える。
『こ、これ……』
『箱?』
エンヴィーは、箱を開けて中身を俺に見せてくれた。
箱の中には包帯や消毒、それに絆創膏などが入っていた。
もしかしてと思ってエンヴィーに聞いてみる。
『もしかして、俺の傷のこと気づいてたのか?』
『うん、プライドが帰ってくるところ見かけてね、それで急いで救急箱を取りに行ったの』
エンヴィーの優しさが嬉しくて顔がにやけそうになるのを、俺は必死に抑えた。
『あ、ありがとうエンヴィー。だけど、こんなのしばらくほっとけば勝手に塞がるし』
『もう、またそんなこと言って』
エンヴィーは頬を膨らませて俺を見てくる。
エンヴィーより少し身長の高い俺からしたら、エンヴィーが上目遣いで俺を見上げるシチュエーションができる。
これは俺にとってはご褒美だ。
『プライドっていつもそうやって強がるんだから。たまには私に手当くらいさせてよ』
『で、でも……』
この流れで行くと、エンヴィーが俺の部屋に入るってことになるよな?
いや!決して怪しいものとか、いやらしいものとかは置いていない!
ただ、エンヴィーと二人きりになるのは、凄く久しぶりだからテンションが高くなりそうで……。
『これはお姉ちゃんの命令だよ』
『は、はい……』
お姉ちゃんという言葉に俺は弱い。
特にエンヴィーに対してはな。
ラースもたまにお姉ちゃんという立場を使ってくることがあるが、あれはお姉ちゃんというよりもお母さんだよな。
それに、ラースは怒ると物凄く怖いから、逆らうことが出来るのは、せいぜいグリードかアクくらいだろう。
『それじゃあ、プライドの部屋行こ?』
『わ、分かった』
俺は渋々、エンヴィーと部屋に向かった。
『どうぞ』
部屋に誰かを招いたことはあまりないからやっぱ緊張する。
とくに、相手がエンヴィーだから。
俺は、グラトニーの姿が見えなくなるまで矢を構えていた。
グラトニーの姿が見えなくなったのを確認してから、俺は矢を下ろす。
『はぁ……、エンヴィー大丈夫か?』
『あ、ありがとうプライド』
俺に向けられた笑顔に頬が熱くなるのを感じた。
『俺に用事って言ってたけど、俺に何のよう?』
顔が赤いのをバレないようにする為に、俺は直ぐに話を変える。
『こ、これ……』
『箱?』
エンヴィーは、箱を開けて中身を俺に見せてくれた。
箱の中には包帯や消毒、それに絆創膏などが入っていた。
もしかしてと思ってエンヴィーに聞いてみる。
『もしかして、俺の傷のこと気づいてたのか?』
『うん、プライドが帰ってくるところ見かけてね、それで急いで救急箱を取りに行ったの』
エンヴィーの優しさが嬉しくて顔がにやけそうになるのを、俺は必死に抑えた。
『あ、ありがとうエンヴィー。だけど、こんなのしばらくほっとけば勝手に塞がるし』
『もう、またそんなこと言って』
エンヴィーは頬を膨らませて俺を見てくる。
エンヴィーより少し身長の高い俺からしたら、エンヴィーが上目遣いで俺を見上げるシチュエーションができる。
これは俺にとってはご褒美だ。
『プライドっていつもそうやって強がるんだから。たまには私に手当くらいさせてよ』
『で、でも……』
この流れで行くと、エンヴィーが俺の部屋に入るってことになるよな?
いや!決して怪しいものとか、いやらしいものとかは置いていない!
ただ、エンヴィーと二人きりになるのは、凄く久しぶりだからテンションが高くなりそうで……。
『これはお姉ちゃんの命令だよ』
『は、はい……』
お姉ちゃんという言葉に俺は弱い。
特にエンヴィーに対してはな。
ラースもたまにお姉ちゃんという立場を使ってくることがあるが、あれはお姉ちゃんというよりもお母さんだよな。
それに、ラースは怒ると物凄く怖いから、逆らうことが出来るのは、せいぜいグリードかアクくらいだろう。
『それじゃあ、プライドの部屋行こ?』
『わ、分かった』
俺は渋々、エンヴィーと部屋に向かった。
『どうぞ』
部屋に誰かを招いたことはあまりないからやっぱ緊張する。
とくに、相手がエンヴィーだから。



