【奇跡】
「やっと着いたか」
丘の上から町を見下ろしながら俺は大きく伸びをした。
『ほんと、長旅だったよねぇ』
俺の隣で同じく伸びをする真紅の妖精シンク。
いろいろとあって時間を取られてしまったが、何とか無事到着することが出来た。
『それで、今どこまで進んでるのかな?』
「さあな」
辺りは暗く太陽はまだ昇っていない。
俺は、ポケットから携帯を取り出し電源を入れる。
「よし、電波はあるな」
これで携帯は使える。
電源を切ろうとした時、俺はホーム画面にしている写真を見て微笑む。
「この時代の二人は、どんな生活送ってるんだろうな?」
過去にあったあの二人は、あの後どうしたのだろうか?
無事に目を覚ましてくれただろうか?
『じゃあ、それも踏まえて情報収集しに行こうよ』
「そうだな」
リュックを背負って裏山を下り始める。
『それでさ奇跡』
「なんだよシンク、さっきから妙にテンション高いな」
『だって!やっと来たんだよ!』
「そんなの分かってる」
まったく、さっきまで記憶を失っていたやつがよくここまで回復したものだ。
『それでさ奇跡!』
「もう、なんだよ!」
『雪菜たちとは、一緒に闘うの?』
それを聞かれた俺は足を止める。
「それは、あいつら次第だ」
それだけ答え再び歩き出す。
『ほんと、手厳しいよね』
そんな俺の後をシンクは追いかける。
ここよりも前の過去に行ったのは偶然ではないのだろう。
俺がヴィーナスとオルドに伝えたことによって、この世界でどうそれが芽吹いたのかしっかりと見させてもらう。
俺があいつらに力を貸すのはその後だ。
「やっと着いたか」
丘の上から町を見下ろしながら俺は大きく伸びをした。
『ほんと、長旅だったよねぇ』
俺の隣で同じく伸びをする真紅の妖精シンク。
いろいろとあって時間を取られてしまったが、何とか無事到着することが出来た。
『それで、今どこまで進んでるのかな?』
「さあな」
辺りは暗く太陽はまだ昇っていない。
俺は、ポケットから携帯を取り出し電源を入れる。
「よし、電波はあるな」
これで携帯は使える。
電源を切ろうとした時、俺はホーム画面にしている写真を見て微笑む。
「この時代の二人は、どんな生活送ってるんだろうな?」
過去にあったあの二人は、あの後どうしたのだろうか?
無事に目を覚ましてくれただろうか?
『じゃあ、それも踏まえて情報収集しに行こうよ』
「そうだな」
リュックを背負って裏山を下り始める。
『それでさ奇跡』
「なんだよシンク、さっきから妙にテンション高いな」
『だって!やっと来たんだよ!』
「そんなの分かってる」
まったく、さっきまで記憶を失っていたやつがよくここまで回復したものだ。
『それでさ奇跡!』
「もう、なんだよ!」
『雪菜たちとは、一緒に闘うの?』
それを聞かれた俺は足を止める。
「それは、あいつら次第だ」
それだけ答え再び歩き出す。
『ほんと、手厳しいよね』
そんな俺の後をシンクは追いかける。
ここよりも前の過去に行ったのは偶然ではないのだろう。
俺がヴィーナスとオルドに伝えたことによって、この世界でどうそれが芽吹いたのかしっかりと見させてもらう。
俺があいつらに力を貸すのはその後だ。



