【優空】
「リンクが不可能って、どういうことだよ?」
俺は低い声でクレールにそう聞き返した。
クレールは、俺の質問に頭を左右にふった。
『今の優空は、何の為に闘いたいのかはっきりとしていない』
「はっきりしていないって……、そんなの決まってるさ!俺は、陽菜のために」
『陽菜のために、あなたは闘いたいの?』
その質問に俺は言葉を詰まらせた。
理由は俺にも分からなかった。
『あなたの中には、二つの気持ちがぶつかっているのよ』
「なんでそんな事が分かる……」
『私は、貴方の心よ……優空』
俺はクレールから目を逸らした。
じゃあ、俺はなんの為にここに来たんだ?
こんなの、ただ陽菜を危険な目に合わせに来ただけじゃないか。
俺がいるせいで百合園病院は襲われ、陽菜も殺されかけた。
「じゃあ……、俺は……?」
いったい、何の為に闘いたいんだ?
『見つけたぞ』
俺たちは、病室の入口にプライドが立っていることに気が付かなかった。
俺は、陽菜をベッドに寝かせてカーテンを閉めた。
そして、プライドは俺に矢を構える。
『選択しろ。お前は今すぐここで死ぬか、それともその人間を置いて自分だけ逃げるか』
俺は、プライドを睨みつけた。
『それか、今ここでリンクして、俺と闘うか?』
プライドと俺の間で沈黙が流れた。
リンクの出来ない俺が、今こいつと闘うのは無理だろう……。
病室の中で何か使えないかと、思考を巡らせる。
『いくら考えても無駄だ』
プライドはわざと俺から外すように矢を放つ。
矢は勢いよく窓ガラスに突き刺さる。
その拍子に窓ガラスにはひびが入り、俺はその隙を逃さなかった。
拳を使って窓ガラスを割り、俺は外へと出る。
『なっ?!』
プライドもそれを考えてはなかったのか、驚くと俺の後を追いかけてくる。
「リンクが不可能って、どういうことだよ?」
俺は低い声でクレールにそう聞き返した。
クレールは、俺の質問に頭を左右にふった。
『今の優空は、何の為に闘いたいのかはっきりとしていない』
「はっきりしていないって……、そんなの決まってるさ!俺は、陽菜のために」
『陽菜のために、あなたは闘いたいの?』
その質問に俺は言葉を詰まらせた。
理由は俺にも分からなかった。
『あなたの中には、二つの気持ちがぶつかっているのよ』
「なんでそんな事が分かる……」
『私は、貴方の心よ……優空』
俺はクレールから目を逸らした。
じゃあ、俺はなんの為にここに来たんだ?
こんなの、ただ陽菜を危険な目に合わせに来ただけじゃないか。
俺がいるせいで百合園病院は襲われ、陽菜も殺されかけた。
「じゃあ……、俺は……?」
いったい、何の為に闘いたいんだ?
『見つけたぞ』
俺たちは、病室の入口にプライドが立っていることに気が付かなかった。
俺は、陽菜をベッドに寝かせてカーテンを閉めた。
そして、プライドは俺に矢を構える。
『選択しろ。お前は今すぐここで死ぬか、それともその人間を置いて自分だけ逃げるか』
俺は、プライドを睨みつけた。
『それか、今ここでリンクして、俺と闘うか?』
プライドと俺の間で沈黙が流れた。
リンクの出来ない俺が、今こいつと闘うのは無理だろう……。
病室の中で何か使えないかと、思考を巡らせる。
『いくら考えても無駄だ』
プライドはわざと俺から外すように矢を放つ。
矢は勢いよく窓ガラスに突き刺さる。
その拍子に窓ガラスにはひびが入り、俺はその隙を逃さなかった。
拳を使って窓ガラスを割り、俺は外へと出る。
『なっ?!』
プライドもそれを考えてはなかったのか、驚くと俺の後を追いかけてくる。



