fairy3 空の物語 上

『ちょ!本当に大丈夫なの未来?!』

リンクを外しローザが慌てて私の傍に飛んできた。

「大丈夫だって、ちょっと疲れただけ」

『それならよかった。でも、グラトニー相手によく闘えたわ』

ローザは優しく髪を撫でてくれた。

「くすぐったいよローザ。でも、これで良かったんだよね?」

もう一度確認するために私はローザを見つめた。

『ええ、あなたなら大丈夫よ』

「うん……」

私は、ポケットから奏佑に借りたキーホルダーを取り出し握りしめた。

「ありがとう、奏佑……」

私の傍に居てくれてありがとう。

キーホルダーを見つめながら私は優しく微笑んだ。