『気をつけて沙羅』
「うん!」
私は上に飛び上がり、フラーウムをエンヴィーに投げる。
フラーウムの存在に気づいたエンヴィーは、咄嗟に鎌の方でフラーウムを弾き返す。
私は直ぐにフラーウムを拾いエンヴィーに向けて構える。
「雷の槍(トルエノ・ランツェ)!」
雷をまとったフラーウムを、エンヴィー目がけてもう一度投げる。
『くっ!』
エンヴィーが避けたフラーウムが地面に突き刺さった時、フラーウムから雷が弾け飛ぶ。
『きゃぁ!』
それはエンヴィーの体に直撃し、エンヴィーはそのまま地面に膝をついた。
『さすが、守護妖精の力です』
雷のせいで体が痺れているのか、エンヴィーはふらつきながら立ち上がる。
「あの……、大丈夫?」
私は、エンヴィーが心配になって近寄ろうとした。
しかしそれを見たエンヴィーは後ろへ下がる。
『大丈夫です。それよりも、敵のことを心配するあなたは、優しい人ですね』
「確かに、あなたは七つの大罪の妖精です。だけど、あなたも一人の妖精じゃないですか」
『一人の妖精ですか……』
エンヴィーの後ろに黒い扉が現れる。
『まずい、このままじゃ逃げられるよ沙羅!』
「でも……」
エンヴィーは扉の中へと足を踏み込むと、こちらを振り返って言う。
『私たち七つの大罪を一人の妖精と言うのは、あまり良くないですよ』
「え……?」
どういうこと?
エンヴィーはそれだけ言うと扉の向こうへと消えた。
エンヴィーの気配が消えてから私はリンクを外した。
「今のエンヴィー、凄く悲しそうだった」
『沙羅……』
「分かってるよ敵だってことは……。でも、エンヴィーだってクサンたちと同じ妖精……じゃない」
それをなぜ言ってはいけないの?
私は、エンヴィーが消えた方向を見つめて目を細めた。
「うん!」
私は上に飛び上がり、フラーウムをエンヴィーに投げる。
フラーウムの存在に気づいたエンヴィーは、咄嗟に鎌の方でフラーウムを弾き返す。
私は直ぐにフラーウムを拾いエンヴィーに向けて構える。
「雷の槍(トルエノ・ランツェ)!」
雷をまとったフラーウムを、エンヴィー目がけてもう一度投げる。
『くっ!』
エンヴィーが避けたフラーウムが地面に突き刺さった時、フラーウムから雷が弾け飛ぶ。
『きゃぁ!』
それはエンヴィーの体に直撃し、エンヴィーはそのまま地面に膝をついた。
『さすが、守護妖精の力です』
雷のせいで体が痺れているのか、エンヴィーはふらつきながら立ち上がる。
「あの……、大丈夫?」
私は、エンヴィーが心配になって近寄ろうとした。
しかしそれを見たエンヴィーは後ろへ下がる。
『大丈夫です。それよりも、敵のことを心配するあなたは、優しい人ですね』
「確かに、あなたは七つの大罪の妖精です。だけど、あなたも一人の妖精じゃないですか」
『一人の妖精ですか……』
エンヴィーの後ろに黒い扉が現れる。
『まずい、このままじゃ逃げられるよ沙羅!』
「でも……」
エンヴィーは扉の中へと足を踏み込むと、こちらを振り返って言う。
『私たち七つの大罪を一人の妖精と言うのは、あまり良くないですよ』
「え……?」
どういうこと?
エンヴィーはそれだけ言うと扉の向こうへと消えた。
エンヴィーの気配が消えてから私はリンクを外した。
「今のエンヴィー、凄く悲しそうだった」
『沙羅……』
「分かってるよ敵だってことは……。でも、エンヴィーだってクサンたちと同じ妖精……じゃない」
それをなぜ言ってはいけないの?
私は、エンヴィーが消えた方向を見つめて目を細めた。



