fairy3 空の物語 上

「なんかよく分かんなかったけど、ラストが未来と似ていないことは分かった」

『重ねてたのかよ……』

「うん、ちょっとね」

でも、泣き虫なところは少し似てたかな。

「これで、やっと帰れる」

『そうだな。もしかしたら、一番のりかもな』

「それはどうかな?」

俺はドアノブに手をかけ扉を開ける。

そして元きた道を戻り始める。

「未来、帰っているといいな……」

俺は未来が無事であることを願った。