『も、もしかしてこれは……』
ラストは、俺から距離を取る。
「さてと」
俺は、背中にかかっている二つの鞘から二本の精霊剣を抜く。
そんな俺の姿を見たラストも大鎌を構える。
「少し君にお説教しなくちゃいけないね」
俺は、右手にキル、左手にトスを持ち、ラストに向かって行く。
『奏佑、手加減は必要ないぞ』
「分かった!」
俺は素早くラストとの距離を縮めた。
『は、早い――!』
「はぁぁ!」
ラストに斬りかかった時、ラストはキルトスを大鎌で迎え撃つ。
『リンクしますと、大分力が違いますわね』
「そうかな?!」
『きゃあ!』
ラストを押し返した俺は、キルでラストのドレスを斬る。
『わ、わたくしのドレスがっ!』
「まだまだ!」
今度はトスで斬りかかる。
『このっ!』
ラストは大鎌を振り回す。
「おっと」
俺は壁の上へと逃げる。
『よくも……、わたくしのドレスを……!』
ラストは、瞳に涙を浮かべていた。
ちょっと悪いことしちゃったかな?
『あなたは…』
ラストの肩が震える。
「やべ、完璧泣かした」
『泣かしてもいいだろ』
「いや、それはまずいって!」
オランジュにそういった時、ラストの甲高い声が俺の耳に届く。
『絶対許さないんだからぁぁ!』
「へっ……?」
ラストはさっきまでとは違い、幼い子供のように声を上げて泣き始めた。
「えええ!ちょっ!」
俺はキルトスを鞘に戻し慌ててラストに駆け寄る。
「ご、ごめんって!まさか泣くとは思わなくて」
『このドレス、ラース姉によく出来てるねって褒めてもらって、いちばんのお気に入りだったのにぃ!』
ラストはそう言うと更に泣きじゃくる。
泣いているせいなのか、それとも猫を被っていたのか、ラストはさっきとは違う口調になっていた。
『もう!今日は帰る!』
「はぃ?!」
ラストは、後ろに手をかざす。
すると、そこに真っ黒な扉が姿を現す。
「マジックかよ……」
『それに……、今日の任務は終ったから、もうあなたと闘う意味なんてないし』
「え!それって」
『あっかんべー!』
ラストは、大鎌を拾い上げ黒い扉に向かう。
『もう二度と、あなたなんかと闘いたくない!』
ラストは、扉を開け中に入ると思いっきり扉を閉めた。
そして黒い扉はそのまま消えていった。
「一体なんだったんだ?」
『さぁ……、まるで嵐のように去っていったな』
「あぁ……」
俺はオランジュとリンクを外す。
すると、俺の後ろにもオレンジ色の扉が現れる。
ラストは、俺から距離を取る。
「さてと」
俺は、背中にかかっている二つの鞘から二本の精霊剣を抜く。
そんな俺の姿を見たラストも大鎌を構える。
「少し君にお説教しなくちゃいけないね」
俺は、右手にキル、左手にトスを持ち、ラストに向かって行く。
『奏佑、手加減は必要ないぞ』
「分かった!」
俺は素早くラストとの距離を縮めた。
『は、早い――!』
「はぁぁ!」
ラストに斬りかかった時、ラストはキルトスを大鎌で迎え撃つ。
『リンクしますと、大分力が違いますわね』
「そうかな?!」
『きゃあ!』
ラストを押し返した俺は、キルでラストのドレスを斬る。
『わ、わたくしのドレスがっ!』
「まだまだ!」
今度はトスで斬りかかる。
『このっ!』
ラストは大鎌を振り回す。
「おっと」
俺は壁の上へと逃げる。
『よくも……、わたくしのドレスを……!』
ラストは、瞳に涙を浮かべていた。
ちょっと悪いことしちゃったかな?
『あなたは…』
ラストの肩が震える。
「やべ、完璧泣かした」
『泣かしてもいいだろ』
「いや、それはまずいって!」
オランジュにそういった時、ラストの甲高い声が俺の耳に届く。
『絶対許さないんだからぁぁ!』
「へっ……?」
ラストはさっきまでとは違い、幼い子供のように声を上げて泣き始めた。
「えええ!ちょっ!」
俺はキルトスを鞘に戻し慌ててラストに駆け寄る。
「ご、ごめんって!まさか泣くとは思わなくて」
『このドレス、ラース姉によく出来てるねって褒めてもらって、いちばんのお気に入りだったのにぃ!』
ラストはそう言うと更に泣きじゃくる。
泣いているせいなのか、それとも猫を被っていたのか、ラストはさっきとは違う口調になっていた。
『もう!今日は帰る!』
「はぃ?!」
ラストは、後ろに手をかざす。
すると、そこに真っ黒な扉が姿を現す。
「マジックかよ……」
『それに……、今日の任務は終ったから、もうあなたと闘う意味なんてないし』
「え!それって」
『あっかんべー!』
ラストは、大鎌を拾い上げ黒い扉に向かう。
『もう二度と、あなたなんかと闘いたくない!』
ラストは、扉を開け中に入ると思いっきり扉を閉めた。
そして黒い扉はそのまま消えていった。
「一体なんだったんだ?」
『さぁ……、まるで嵐のように去っていったな』
「あぁ……」
俺はオランジュとリンクを外す。
すると、俺の後ろにもオレンジ色の扉が現れる。



