【奏佑】
俺とオランジュは色欲の妖精ラストと向き合っていた。
さっきから自撮りばかりしているけど、そんなに自分の顔ばかり撮って楽しいのだろうか?
『さて、こんなもんかな?』
ラストは、俺たちに向きお治ると改めて名前を名乗る。
『こほん、初めまして御二方。わたくしは色欲の妖精ラストと申します。いご、お見知りおきよ』
「は、初めまして」
ラストが頭を下げたので俺も釣られて頭を下げる。
『まぁ、なんて礼儀の正しい人なんでしょ?』
「よく言われるよ」
父さんにはよく、礼儀だけはしっかりしとけと、何度も言われたことがあったからな。
『長話は無用だラスト。本題に入るか』
『そうですね、わたくしも早く帰りたいので』
ラストは、空に手をかざし手のひらの中に大鎌を出す。
『それでは、参りますね』
ラストが戦闘態勢に入りかけ、俺は慌ててラストを止める。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
『なんでございましょう?』
「し、正直言って俺さ、君みたいな小さい子とは闘いたくないんだよね」
『それは、わたくしが可愛いからですか?』
「いや、それは関係ない」
俺の言葉にラストは頬を膨らます。
色欲の妖精ってこともあって、この子は自分を可愛いと思っているみたいだ。
そのせいかな自撮りばかりしているのは?
「はぁ……、ところで君はいったい何歳?」
深い溜め息を吐きつつ、俺はラストに問いかける。
『そうですね、人間で言うならば十二歳くらいかしら?』
「そんな君が闘うなんて、怪我でもしたらどうするんだ?」
俺はラストの目線に合わせて座り込む。
『駄目だ……。また、奏佑の悪い癖が出始めた』
オランジュは額に手を当て頭を左右に振る。
「いい?君みたいな女の子は、ここにいちゃ駄目なんだよ?」
『仕方ありません。命令されたのですから』
「それでも、大人しく帰りなさい」
『いやです!』
あれ?
これで殆どの小さい子は素直に帰るのに。
『おい奏佑、お前まさかそいつが他の子供と同じだと考えてるだろ?』
「そうだけど?」
『……』
オランジュの言葉に俺は首を傾げた?
だって人間の十二歳くらいなら子供だろう?
俺とオランジュは色欲の妖精ラストと向き合っていた。
さっきから自撮りばかりしているけど、そんなに自分の顔ばかり撮って楽しいのだろうか?
『さて、こんなもんかな?』
ラストは、俺たちに向きお治ると改めて名前を名乗る。
『こほん、初めまして御二方。わたくしは色欲の妖精ラストと申します。いご、お見知りおきよ』
「は、初めまして」
ラストが頭を下げたので俺も釣られて頭を下げる。
『まぁ、なんて礼儀の正しい人なんでしょ?』
「よく言われるよ」
父さんにはよく、礼儀だけはしっかりしとけと、何度も言われたことがあったからな。
『長話は無用だラスト。本題に入るか』
『そうですね、わたくしも早く帰りたいので』
ラストは、空に手をかざし手のひらの中に大鎌を出す。
『それでは、参りますね』
ラストが戦闘態勢に入りかけ、俺は慌ててラストを止める。
「ちょ、ちょっと待ってよ!」
『なんでございましょう?』
「し、正直言って俺さ、君みたいな小さい子とは闘いたくないんだよね」
『それは、わたくしが可愛いからですか?』
「いや、それは関係ない」
俺の言葉にラストは頬を膨らます。
色欲の妖精ってこともあって、この子は自分を可愛いと思っているみたいだ。
そのせいかな自撮りばかりしているのは?
「はぁ……、ところで君はいったい何歳?」
深い溜め息を吐きつつ、俺はラストに問いかける。
『そうですね、人間で言うならば十二歳くらいかしら?』
「そんな君が闘うなんて、怪我でもしたらどうするんだ?」
俺はラストの目線に合わせて座り込む。
『駄目だ……。また、奏佑の悪い癖が出始めた』
オランジュは額に手を当て頭を左右に振る。
「いい?君みたいな女の子は、ここにいちゃ駄目なんだよ?」
『仕方ありません。命令されたのですから』
「それでも、大人しく帰りなさい」
『いやです!』
あれ?
これで殆どの小さい子は素直に帰るのに。
『おい奏佑、お前まさかそいつが他の子供と同じだと考えてるだろ?』
「そうだけど?」
『……』
オランジュの言葉に俺は首を傾げた?
だって人間の十二歳くらいなら子供だろう?



