【未来】
「うわぁ!」
私は前のめりになって転ぶ。
「いたっ!」
『未来、大丈夫?!』
「う、うん……!」
膝がヒリヒリして痛いし、血も出てきた。
『おいおい、逃げてばっかで大丈夫なのかよぉ?』
土煙の中から大きな斧を持った人影が姿を現す。
『たくよぉ、何で俺がお前みたいな小娘を相手にしないといけないんだよ』
男は、斧を肩に担ぎ土煙を吹き飛ばす。
「っ……!」
私は思いっきり彼を睨みつける。
『なんだよその目……、このグラトニー様に向かってなんだよその目は!』
グラトニーは釜を振り回し、周りにある桜の木をどんどん斬り倒していく。
「や、やめてよ!桜が枯れちゃうじゃない!」
私はグラトニーに叫ぶ。
『ああん?桜が枯れるだぁ?そんなこと知るかよ』
グラトニーは桜の枝を折るとそれを口へと運ぶ。
『桜なんてよぉ……、美味くねぇんだわ』
「さ、桜の枝ごと……」
『さすが暴食の妖精グラトニー、あいつに食べれないものはないわよ』
グラトニーは、ニヤリと笑い私たちを見てくる。
『そういやぁ、妖精持ちの人間は食べたことなかったなあ』
「ひぃっ!」
グラトニーの言葉で、私の体に鳥肌がたった。
今の発言からしてこいつは、人間も食べたことがあるんだ。
『未来立って!とりあえず、逃げないと!』
今の私には、ローザの言葉は入ってこない。
体が震えてそれどころではなかったから。
『おいおい、最高だなその表情。俺は、人間の中でその顔が一番好きなんだよ!』
グラトニーは斧をぺろりと舐める。
『俺の好きなものはなぁ、恐怖・絶望だ!今のお前は、そんな顔をしてるんだよ』
『未来!しっかりして!』
私は後悔していた。
「うわぁ!」
私は前のめりになって転ぶ。
「いたっ!」
『未来、大丈夫?!』
「う、うん……!」
膝がヒリヒリして痛いし、血も出てきた。
『おいおい、逃げてばっかで大丈夫なのかよぉ?』
土煙の中から大きな斧を持った人影が姿を現す。
『たくよぉ、何で俺がお前みたいな小娘を相手にしないといけないんだよ』
男は、斧を肩に担ぎ土煙を吹き飛ばす。
「っ……!」
私は思いっきり彼を睨みつける。
『なんだよその目……、このグラトニー様に向かってなんだよその目は!』
グラトニーは釜を振り回し、周りにある桜の木をどんどん斬り倒していく。
「や、やめてよ!桜が枯れちゃうじゃない!」
私はグラトニーに叫ぶ。
『ああん?桜が枯れるだぁ?そんなこと知るかよ』
グラトニーは桜の枝を折るとそれを口へと運ぶ。
『桜なんてよぉ……、美味くねぇんだわ』
「さ、桜の枝ごと……」
『さすが暴食の妖精グラトニー、あいつに食べれないものはないわよ』
グラトニーは、ニヤリと笑い私たちを見てくる。
『そういやぁ、妖精持ちの人間は食べたことなかったなあ』
「ひぃっ!」
グラトニーの言葉で、私の体に鳥肌がたった。
今の発言からしてこいつは、人間も食べたことがあるんだ。
『未来立って!とりあえず、逃げないと!』
今の私には、ローザの言葉は入ってこない。
体が震えてそれどころではなかったから。
『おいおい、最高だなその表情。俺は、人間の中でその顔が一番好きなんだよ!』
グラトニーは斧をぺろりと舐める。
『俺の好きなものはなぁ、恐怖・絶望だ!今のお前は、そんな顔をしてるんだよ』
『未来!しっかりして!』
私は後悔していた。



