「それでね――」
陽菜が言葉を言いかけた時、陽菜を担当している看護師が病室へと入ってきた。
「陽菜ちゃん、検査の時間だよ」
「は、はい……」
俺は陽菜の声が小さくなるのに気がついた。
「陽菜?」
「それじゃあ行ってくるね。……ねぇ、優空。まだいる……?」
陽菜は寂しい目を俺に向けてきた。
俺は微笑んで頷く。
「あぁ、話しの続きも気になるしな」
「良かった!それじゃあ行ってきます」
陽菜は看護師と一緒に病室から出て行った。
俺は、静かになった病室で重々しく溜め息をつく。
『本当は気づいているんでしょ?彼女のこと』
「分かってるさ……」
今度、陽菜は大きな手術をすることになっている。
それが成功すれば、俺たちと同じく学校に通えるようにもなる。
だが、その話を医師に聞いてから陽菜の元気がない。
上手く俺に隠しているようだけど、陽菜のことをずっと見てきた俺にとってはバレバレだ。
陽菜は手術を怖がっているんだ。
「クレール、最後の条件は俺次第って言ったよな?」
『そうよ』
「アクはこの世界を壊そうとしている。なら、俺は陽菜の為に闘ってもいいのか?」
『言ったでしょ?優空次第だと』
「そうか……」
俺は立ち上がると窓の外を見た。
そして窓ガラスに触れようとした時、廊下の方から大きな音が聞こえた。
「なんだ……?!」
『まさか、こんな所まで追ってきたの?!』
クレールの言葉で俺は急いで病室から出る。
陽菜が言葉を言いかけた時、陽菜を担当している看護師が病室へと入ってきた。
「陽菜ちゃん、検査の時間だよ」
「は、はい……」
俺は陽菜の声が小さくなるのに気がついた。
「陽菜?」
「それじゃあ行ってくるね。……ねぇ、優空。まだいる……?」
陽菜は寂しい目を俺に向けてきた。
俺は微笑んで頷く。
「あぁ、話しの続きも気になるしな」
「良かった!それじゃあ行ってきます」
陽菜は看護師と一緒に病室から出て行った。
俺は、静かになった病室で重々しく溜め息をつく。
『本当は気づいているんでしょ?彼女のこと』
「分かってるさ……」
今度、陽菜は大きな手術をすることになっている。
それが成功すれば、俺たちと同じく学校に通えるようにもなる。
だが、その話を医師に聞いてから陽菜の元気がない。
上手く俺に隠しているようだけど、陽菜のことをずっと見てきた俺にとってはバレバレだ。
陽菜は手術を怖がっているんだ。
「クレール、最後の条件は俺次第って言ったよな?」
『そうよ』
「アクはこの世界を壊そうとしている。なら、俺は陽菜の為に闘ってもいいのか?」
『言ったでしょ?優空次第だと』
「そうか……」
俺は立ち上がると窓の外を見た。
そして窓ガラスに触れようとした時、廊下の方から大きな音が聞こえた。
「なんだ……?!」
『まさか、こんな所まで追ってきたの?!』
クレールの言葉で俺は急いで病室から出る。



