【沙羅】
「雨、なかなか止まないねぇ……」
私は近くの図書館で雨宿りをしていた。
扉を開けて外に出たら急に雨が降り出すんだもん。
だから近くにあった図書館に慌てて飛び込むことになってしまった。
『仕方ないよ。オイラとリンクするには、雷の加護を受ける必要があるんだから』
「クサンは雷の妖精だもんね。でも、私あんまり雷好きじゃないんだよね……」
あの大きな音が嫌っていうか……。
『そんなこと言ってられないよ沙羅』
「うん、分かってるよ。それでクサン、リンクするには条件が必要なんだよね?」
『そうだよ。今のところ場所と時間はクリアしてる。あとは、沙羅の気持ち次第』
「私の気持ちかぁ……」
条件を満たすには私次第だとクサンは言った。
きっとそれは気持ちが関係しているんだと思う。
『沙羅は、誰か守りたいって思った人とかいるの?』
「あんまり深くは考えたことはないんだけど……」
守りたいとするなら私は大切な友達を守りたいかな。
もう雪菜に怪我をして欲しくないし。
「あれ?安藤じゃん」
「え……?!」
聞き覚えのある声が聞こえて心臓が高鳴った。
私は声のした方へと振り返り目を見開く。
「こ、こここ、小林君?!」
そこには私の好きな男の子である小林蒼(こばやしあおい)君がいた。
「ど、どうしてここに?!」
小林君は首を傾げながら私のところに来る。
「うわぁ、濡れてるじゃん!」
どうしよう、話しかけられた!
いつもは教室から見ている程度で、全然話す機会なかったから緊張してきた!
そんな私とは裏腹に、小林君は鞄からタオルを出して私に手渡してくれた。
「はいタオル。そのままだと風邪ひいちゃうよ」
「あ、ありがとう……」
どうしよう、絶対顔真っ赤だ……。
私はタオルを被って表情を見られないように俯いた。
「雨、なかなか止まないねぇ……」
私は近くの図書館で雨宿りをしていた。
扉を開けて外に出たら急に雨が降り出すんだもん。
だから近くにあった図書館に慌てて飛び込むことになってしまった。
『仕方ないよ。オイラとリンクするには、雷の加護を受ける必要があるんだから』
「クサンは雷の妖精だもんね。でも、私あんまり雷好きじゃないんだよね……」
あの大きな音が嫌っていうか……。
『そんなこと言ってられないよ沙羅』
「うん、分かってるよ。それでクサン、リンクするには条件が必要なんだよね?」
『そうだよ。今のところ場所と時間はクリアしてる。あとは、沙羅の気持ち次第』
「私の気持ちかぁ……」
条件を満たすには私次第だとクサンは言った。
きっとそれは気持ちが関係しているんだと思う。
『沙羅は、誰か守りたいって思った人とかいるの?』
「あんまり深くは考えたことはないんだけど……」
守りたいとするなら私は大切な友達を守りたいかな。
もう雪菜に怪我をして欲しくないし。
「あれ?安藤じゃん」
「え……?!」
聞き覚えのある声が聞こえて心臓が高鳴った。
私は声のした方へと振り返り目を見開く。
「こ、こここ、小林君?!」
そこには私の好きな男の子である小林蒼(こばやしあおい)君がいた。
「ど、どうしてここに?!」
小林君は首を傾げながら私のところに来る。
「うわぁ、濡れてるじゃん!」
どうしよう、話しかけられた!
いつもは教室から見ている程度で、全然話す機会なかったから緊張してきた!
そんな私とは裏腹に、小林君は鞄からタオルを出して私に手渡してくれた。
「はいタオル。そのままだと風邪ひいちゃうよ」
「あ、ありがとう……」
どうしよう、絶対顔真っ赤だ……。
私はタオルを被って表情を見られないように俯いた。



