〜colorful〜男装アイドル始めます!

顔を俯かせている。


時折見える希子の瞳。


その隙間から希子の涙が見えた気がした。


希子「それにしても…
なんで花音がアイドルなんかに……。」


私は思わず俯いた。


「ごめんね…。」


希子「なんで謝るのよ、親友じゃない!」


私たちはお互いを見て泣きながら抱きついた。


希子「苦しいことがあったらいつでも言うのよ?」


「希子ぉ…。ありがと!」


そして私たちは他愛のない話をした。