狂愛なる幼馴染

見慣れた道を一人で歩く。


変な感じ。


いつもは車道側に昴が歩いてくれていて…。


わたしはこうやって、一人になっていくのかな。


こわい。


家の前に来ると、2人の影が伸びていた。


「ねぇ、なんで…彼女いないんでしょ」 


「…ごめんね」