レイからの誘い。
私は、シャワーを浴びた後でスッピン。

「シャワー浴びたから化粧したいんだけど、待てる?」

レイは、
「待てるで!準備できたら電話して!」

私は、サリナに髪を乾かしてもらいながら化粧を軽くした。
どおせ、たいした場所には行かないだろうしと思ったから。

準備をし、レイに電話をして電話で道を案内されながら待ち合わせのコンビニにたどり着いた。

めちゃ緊張やばかった。

レイはどこにいるのか周りを見渡す。

レイがこっちに向かい歩いてきた。

「南行こうか!!」

いきなり、タクシーを捕まえ南まで行った。
タクシーをおり、スタスタと歩く。

南には南のホスト達がたくさんウロウロしてる。
化粧適当すぎて恥ずかしいやん…

レイは、南のホスト達の中を堂々と歩き奨めて行き
カラオケの前で止まった。

「カラオケしよ!リン歌う?」

私は、カラオケが苦手やったから歌わないけど聞いてるからと答えた。

北にもカラオケはあるやろに南までなんで来たかな。
よく分からんって思った。

カラオケに入り、レイと話をしながらレイの歌声を聞いていた。

「俺、18なんさぁ。やから店では酒飲んだらあかんから今、飲むわ〜!!」

「18なん?!大人びて見えたから23くらいかと思った」
まさか、未成年とは思えなかった。

レイは、出身が広島。
弟がいる。
今は寮で住んでる。
酒は強い方。
くらいの軽い話をしてカラオケを聞いてた。

カラオケが終わり、レイがホテルまで送ってくれる。

「ありがとう」
私がそう言うと、

「こっちがありがとうやで!!
また連絡するからね、おやすみ!!」

レイと別れ、ホテルに戻りとりあえず寝た。

次の日、サリナに昨夜の話をしながら地元に帰っていた。

「18?!見えなかったよね〜!!
新人にも見えないよ。」
サリナが言った。

やっぱ、ホストはすごいんやと感じながら、連絡もないやろしこれで良いと思いながら帰った。