奏side(3年前)

結実……わりぃ。あの時信じてやれなくて……

陽斗「本当にそーちゃんはバカだね~。ゆーちゃんのこと信じてなくて。」

「え?」

陽斗「僕は裏切ってないと思うし~。」

「あぁ。」

家につき、鍵をあけた。

「結実!!!何処だ?」

返事をしても……誰もいない……。結実に他に行くところなんてあるのか?
ここしかないはずだ。

「結実開けるぞ。」

ガチャッ。


結実の部屋を開けて……俺は……
取り返しのつかないことをしてしまったと思った。

結実の部屋のもの……服など全てなくなっていた……。そして……