瑠璃「だから、もう、結実を帰してくれないかな?私達の家に……。」

祐「あぁ。そうしてもらうとありがたい。またバラバラになるのは……嫌だからな。」


……奏は……家族がもういなくなったって思ってるでしょ……。

そんなことないよ……。




「奏……あなた……本当は……もう、思い出しているんじゃない?本当の家族の事。加野家は血が繋がってない事……。全て……。」



奏「思い出したよ……。俺は……香波の兄だ。」


…そう……香波ちゃんは嘘の年を言っていたのです。雷龍にうまく入るために……。



香波ちゃんは、


今、中学3年生。
飛び級で、高校一年生になってるの。

この前教えてもらったんだ。



「だから、次は……香波ちゃんや香波ちゃんの両親を守りなよ……。」


奏「あぁ。分かった。でも、結実……お前も俺の妹だから。」

「ははっ。何かおかしいね。じゃー、奏はシスコンじゃない、私の兄だよ。」



こうして奏とも仲直り?できた。